悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【新春恒例】東スポ調教採点活用法①【馬券術】

2024年正月も東京スポーツが存在している。ひと安心です。

最初は「狂ったか?」と思ってたが、餃子、ポテチ、からあげ

挙句はトー横キッズも驚愕のアルコール度数13%レモンサワー

の売れ行きが好調なんでしょう。

会社が潰れなければなんでもいい。

ただ、力を入れているであろう「東スポ競馬」ネット版。

秋に無料で試せるキャンペーンがあって試してみました。

自分のパソコンの問題なのかどうかは不明も、

競馬面をまんま取り込んだPDF、スクロールが重く見にくい。

それと、紙に慣れていると紙面全体を俯瞰で観ることが

当たり前になっているので、PDFだとそうはいかず

これがなんとも使いづらい。というか、嫌!

冗談抜きで20分そこらで解約しました。

慣れの問題かもしれないけど、紙面が存在するうちは

紙面がいいなと。ペンで書き込みもできるし。

レモンサワーだろうが、怪しいグミだろうが、なんでも売って

紙面の存続を第一に頑張って欲しいもんです。

・・・さて、年1回のご報告。

新春企画「東京スポーツ 調教採点活用法」。

今年も全3回に分けて書きます。

例によって、自分がほぼ2勝クラス以上の馬券しか買わないため、

2勝クラス以上と2・3歳オープン戦に限ったデータ、

それの2023年はどうだったか? を最初に記します。

新馬・未勝利・1勝クラス・障害はデータに含んでいません。

もちろん、23年も全レース対象「8」の全データを採取しました。

それについては次の記事で触れます。

東スポ調教採点でデータを採っているのは「8」と「5」。

「8」は当然高評価、「5」は低評価となります。

まずは「8」から。

2020「8」 勝率 0.226 連対率 0.381 複勝率 0.464

2021「8」 勝率 0.160 連対率 0.266 複勝率 0.394

2022「8」 勝率 0.107 連対率 0.226 複勝率 0.345

2023「8」 勝率 0.221 連対率 0.384 複勝率 0.453

まず年トータルで見ると、数字は前年より大幅に良化。

良かった2020年の水準に近づきました。

23年の上半期と下半期で見ると・・・

上半期「8」 勝率 0.128 連対率 0.385 複勝率 0.487

下半期「8」 勝率 0.298 連対率 0.383 複勝率 0.426

22年の下半期の勝率なんて、0.029でしたから。

そこから考えれば、下半期の勝率 0.298 は出来過ぎです。

一方「5」です。

2020「5」 勝率 0.018 連対率 0.040 複勝率 0.076

2021「5」 勝率 0.028 連対率 0.059 複勝率 0.083

2022「5」 勝率 0.014 連対率 0.042 複勝率 0.08

2023「5」 勝率 0.015 連対率 0.034 複勝率 0.059

「5」の馬に関しては数字が低ければ低いほど良いのです。

過去4年の比較では、連対、複勝率が一番低い。

なので、大変良かったと言えるでしょう。

ちなみに、2期に分けると、、、

上半期「5」 勝率 0.011 連対率 0.028 複勝率 0.057

下半期「5」 勝率 0.019 連対率 0.039 複勝率 0.062

下半期のほうが若干馬券内に❝来てしまった❞という結果。

まあ、これは「まあまあまあ」って感じじゃないですかね。

次はクラス分けずの「8」全成績に触れます。