今回から年も改まり「4歳馬」分析となります。
そして、1月から斤量ルールが改まりました。
細かくは記しませんが世代全体的に背負う斤量が増えました。
4歳馬だけ増えたということではなく全体的に増えたので、
個人的には4歳馬の成績に影響はないと推測しています。
果たして、どういう結果になったのか? 影響はあるのか?
ここで対象にしているのは「2勝クラス以上」の全レース。
2勝クラス以上は全て一括りにしています。
3勝クラス、オープンと分けて分析はしていません。
ハンデ戦・別定戦・定量戦、全て一緒にして最終的に数字を出します。
1月、2勝クラス以上の4歳馬の成績は以下【1着.2着.3着.着外】で表記。
別定・定量=37.35.28.173 ハンデ戦=10.4.8.30 トータル=47.39.36.203(全325頭)
勝率0.145 連対率0.265 複勝率0.375
でした。
ちなみに12月(前月)は
別定・定量=33.23.16.125 ハンデ戦=6.6.1.25 トータル=39.29.17.150(全235頭)
勝率0.166 連対率0.289 複勝率0.361
1月は12月よりも勝率、連対率は微妙にダウン。
しかし複勝率はアップしています。3着馬の割合が多かった。
さて、去年はどうか。
以下、去年の1月のデータです。
別定・定量=31.31.30.171 ハンデ戦=9.2.6.31 トータル=40.33.36.202(全311頭)
勝率0.128 連対率0.234 複勝率0.350
前年比だと今年のほうが上です。
では、世代アベレージを長期で見るとどうでしょうか?
以下は22年6月~23年1月のトータルです。
別定・定量=198.141.103.662 ハンデ戦=38.25.26.129 トータル=236.166.129.791(全1322頭)
勝率0.179 連対率0.304 複勝率0.402
そして、以下は21年6月~22年1月のトータルです。
別定・定量=171.134.102.694 ハンデ戦=32.19.22.143 トータル=203.153.124.837(全1317頭)
勝率0.154 連対率0.270 複勝率0.364
トータルで見るとまだまだ現4歳世代が上。複勝率で約4分も上。
次は1勝クラスの勝率を見てみましょう。
これは1勝クラス1レースにおいて4歳馬が勝つ確率です。
1月の勝率0.661(全62レース 4歳馬の勝利=41)
12月の勝率0.810(全63レース 3歳馬の勝利=51)
1月は前月から1割5分も下がりました。
ちなみに去年の1月は・・
勝率0.869(全61レース 3歳馬の勝利=53)でした。
これも去年のほうが2割も上ですね。
では、22年6月~23年1月のトータルはというと・・
勝率0.736(全554レース 4歳馬の勝利=408)
で、21年6月~22年1月のトータルも見ると・・
勝率0.760(全538レース 4歳馬の勝利=409)
ん? 去年よりトータルで下回りました。
ちなみに一昨年の1月の勝率は0.672、
同時期トータル勝率は0.687、なんですよね。
近2年より1月の成績は悪い。
トータル勝率は一昨年よりは上だけど。
これが斤量ルールの変更によるものなのか、どうなのか?
2勝クラス以上に関しては近2年の1月成績と比べると
悪くなってはいないので、まだひと月しか経ってないけど、
特に影響はないのかな・・・と見ています。
冒頭でも触れましたが全世代的に重化されているわけですから。