ここで対象にしているのは「2勝クラス以上」の全レース。
2勝クラス以上は全て一括りにしています。
3勝クラス、オープンと分けて分析はしていません。
ハンデ戦・別定戦・定量戦、全て一緒にして最終的に数字を出します。
3月、2勝クラス以上の4歳馬の成績は以下【1着.2着.3着.着外】で表記。
別定・定量=27.29.21.160 ハンデ戦=10.6.4.40 トータル=37.35.25.200(全297頭)
勝率0.125 連対率0.242 複勝率0.327
でした。
ちなみに2月(前月)は
別定・定量=31.33.19.165 ハンデ戦=10.8.5.36 トータル=41.41.24.201(全307頭)
勝率0.133 連対率0.267 複勝率0.345
3月は2月よりも勝率、連対率、複勝率がダウン。
前月と総数が10頭しか違わないのでダウンの数字は
まあ、そのまま素直に受け入れたほうが良さそうです。
さて、去年との比較ではどうか。
以下、去年の3月のデータです。
別定・定量=29.21.19.178 ハンデ戦=5.6.4.33 トータル=34.27.23.221(全295頭)
勝率0.115 連対率0.206 複勝率0.285
前年比だと今年のほうが上。これは1月も2月も上です。
では、世代アベレージを長期で見るとどうでしょう?
以下は22年6月~23年3月のトータルです。
別定・定量=256.203.143.987 ハンデ戦=58.39.35.205 トータル=314.242.178.1192(全1926頭)
勝率0.163 連対率0.289 複勝率0.381
そして、以下は21年6月~22年3月のトータルです。
別定・定量=227.177.142.1041 ハンデ戦=45.30.32.226 トータル=272.207.174.1267(全1920頭)
勝率0.142 連対率0.249 複勝率0.340
トータルで見るとやはり現4歳世代が上。連対率、複勝率でまだ約4分も上。
次は1勝クラスの勝率を見てみましょう。
これは1勝クラス1レースにおいて4歳馬が勝つ確率です。
3月の勝率0.725(全51レース 4歳馬の勝利=37)
2月の勝率0.800(全60レース 4歳馬の勝利=48)
3月は勝率ダウンでした。
ちなみに去年の3月は・・
勝率0.857(全49レース 4歳馬の勝利=42)でした。
去年と比べてもこの3月は弱かったかあ。
いや、去年の3月が出来過ぎなんですが・・・。
では、22年6月~23年3月のトータルはというと・・
勝率0.741(全665レース 4歳馬の勝利=493)
で、21年6月~22年3月のトータルも見ると・・
勝率0.766(全646レース 4歳馬の勝利=495)
差がついてきましたね。1勝クラスは今年の方が弱い。
先月、1勝クラスは斤量ルール変更の影響はない
と考えていいかも・・・と書きましたが、おやおやおや?
2勝クラス以上で見ると、もうここまで来ると
現4歳世代は去年より強かったと言い切っていいと思うし、
斤量ルールの変更はいまのところ影響ないんじゃないかと。
やっぱ1勝クラスの数字の出方は気になりますね。
もうあと4月5月の2回この分析記事を書いたら、
新3歳世代の分析が6月から始まります。
一年経つのは早いもんですね。