ここで対象にしているのは「2勝クラス以上」の全レース。
2勝クラス以上は全て一括りにしています。
3勝クラス、オープンと分けて分析はしていません。
ハンデ戦・別定戦・定量戦、全て一緒にして最終的に数字を出します。
10月、2勝クラス以上の3歳馬の成績は以下【1着.2着.3着.着外】で表記。
別定・定量=34.20.17.114 ハンデ戦=5.5.3.24 トータル=39.25.20.138(全222頭)
勝率0.175 連対率0.288 複勝率0.378
でした。
ちなみに9月は
別定・定量=20.12.10.48 ハンデ戦=3.2.1.10 トータル=23.14.11.58(全106頭)
勝率0.217 連対率0.349 複勝率0.453
10月はどれも9月より悪い。総数が倍になったこともあるんですがね。
総数が増えれば増えるほど、勝率は上がるように見えて負ける馬も増えるので。
勝ち馬は1レースに1頭しかいないわけです。
負ける3歳馬も増えるのは、時期を深めていけばいくほど、
下からの勝ち上がり馬が増えていくのと比例していくわけだから。
さて、去年はどうか。
以下、去年の10月のデータです。
別定・定量=30.27.15.117 ハンデ戦=4.3.4.21 トータル=34.30.19.138(全221頭)
勝率0.154 連対率0.290 複勝率0.376
勝率は若干今年が上ですが、連対率、複勝率は去年とほぼ同じ。
では、世代アベレージは高いままでしょうか?
以下は今年の6月~10月トータルです。
別定・定量=92.62.43.254 ハンデ戦=17.12.11.52 トータル=109.74.54.306(全543頭)
勝率0.201 連対率0.337 複勝率0.436
そして、以下は昨年の6月~10月のトータルです。
別定・定量=84.60.40.277 ハンデ戦=11.10.8.65 トータル=95.70.48.342(全555頭)
勝率0.171 連対率0.297 複勝率0.384
トータルは、今年は先月までの貯金がある分、まだまだ去年より上。
でも、今月下げた分アベレージは先月より下がってますけどね。
次は1勝クラスの勝率を見てみましょう。
これは1勝クラス1レースにおいて3歳馬が勝つ確率です。
10月の勝率0.682 (全88レース 3歳馬の勝利=60)
9月の勝率0.768 (全69レース 3歳馬の勝利=53)
9月に比べてこちらもダウン。
ちなみに去年の10月は・・
勝率0.767 (全90レース 3歳馬の勝利=69)でした。
こちらは去年が断然上。
では、6月~10月のトータルはというと・・
勝率0.740 (全370レース 3歳馬の勝利=274)
で、去年の6月~10月のトータルも見ると・・
勝率0.720 (全361レース 3歳馬の勝利=260)
こっちはまだ少し今年の方が上。
どういうわけか、2勝クラス以上も1勝クラスも今月は失速。
それでも重賞路線を見ていると3歳馬は古馬とやれてるんですよね。
これも、わたしが印象で語っているだけかもしれませんので、
読者の方は冷静に判断して頂ければとも思います。
とはいえ、数字上は去年よりも今年の3歳馬が上というのは
事実です。