悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【定期】5月の4歳馬成績【分析】

来週からクラス編成で3歳馬が古馬と混ざって走ることに。

番組は「3歳上2勝クラス」などというようになります。

つまり、今回が現4歳世代のラスト分析になります。

では、5月の分析いきましょう。

ここで対象にしているのは「2勝クラス以上」の全レース。

2勝クラス以上は全て一括りにしています。

3勝クラス、オープンと分けて分析はしていません。

ハンデ戦・別定戦・定量戦、全て一緒にして最終的に数字を出します。

5月、2勝クラス以上の4歳馬の成績は以下【1着.2着.3着.着外】で表記。

別定・定量=33.25.25.188 ハンデ戦=9.10.4.57 トータル=42.35.29.245(全351頭)

勝率0.120 連対率0.219 複勝率0.302

でした。

ちなみに4月(前月)は

別定・定量=39.32.28.243 ハンデ戦=12.8.7.54 トータル=51.40.35.297(全423頭)

勝率0.121 連対率0.215 複勝率0.298

5月は4月より連対率、複勝率がほんの少しだけアップ。

・・・まあでも、ほぼ同じだったと考えていいでしょう。

ただトータルの出走頭数が5月は前月比でだいぶ少ないんですよね。

さて、去年との比較ではどうか。

以下、去年の5月のデータです。

別定・定量=34.24.34.207 ハンデ戦=7.11.5.76 トータル=41.35.39.283(全398頭)

勝率0.103 連対率0.191 複勝率0.289

こちらは勝率、連対率、複勝率、全て今年が上。

総出走頭数は今年のほうが約50頭近く少ないですが・・・。

では、世代アベレージを長期で見るとどうでしょう?

以下は22年6月~23年5月のトータルです。

別定・定量=328.260.196.1418 ハンデ戦=79.57.46.316 トータル=407.317.242.1734(全2700頭)

勝率0.151 連対率0.268 複勝率0.358

以上が、今年4歳世代の確定数字(1年合計)となります。

そして、以下は21年6月~22年5月のトータルです。

別定・定量=296.226.205.1455 ハンデ戦=60.48.42.338 トータル=356.274.247.1793(全2670頭)

勝率0.133 連対率0.235 複勝率0.328

結局、現4歳世代 > 現5歳世代 でしたね。

ちなみに、現6歳世代の4歳時の数字はというと、

勝率0.131 連対率0.240 複勝率0.323 でした。

つまり、現4歳世代 > 現5歳世代 ≒ 現6歳世代

という結論になります。

次は1勝クラスの勝率を見てみましょう。

これは1勝クラス1レースにおいて4歳馬が勝つ確率です。

5月の勝率0.824(全51レース 4歳馬の勝利=42)

4月の勝率0.723(全65レース 4歳馬の勝利=47)

5月はレース数が4月より少ないのもありましたが、

勝率自体は大きく上がりました。

ちなみに去年の5月は・・

勝率0.754(全65レース 4歳馬の勝利=49)でした。

去年と比べても今月はいいですね。

では、22年6月~23年5月のトータルはというと・・

勝率0.745(全781レース 4歳馬の勝利=582)

で、21年6月~22年5月のトータルも見ると・・

勝率0.767(全763レース 4歳馬の勝利=585)

1勝クラスに関しては去年のほうが上でした。

これも現6歳世代の(4歳時)勝率を出しておきます。

勝率 0.708 です。

1勝クラスは

現5歳世代 > 現4歳世代 > 現6歳世代

という数字の出方になりました。

ということで、今年度の3~4歳馬成績分析は終了です。

こうして分析をすることで、当ブログではマスコミよりも

ひと足早く「今年の4歳馬は強い」と断言することができました。

なので、世代間の強弱が気になる方は

今後も読んで頂けるといいかと思います。

来月からは「3歳馬の成績分析」と改め、

現3歳馬の強さを同様に分析していきます。