悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【川崎】川崎記念・回顧

6.9-11.1-12.7-13.7-12.5-12.8-13.6-12.3-12.6-13.4-13.9(2.15.5)

上り3F 39.9 4F 52.2 M

曇り・重 直前まで降雨あり。

1着ライトウォーリア、⑩ST。

ハナへ。2周目の向正面で番手のアイコンテーラー

迫られたときにムチが入る。それまでは楽逃げ。

34角でアイコンに並ばれて厳しいかと見ていたが、

直線向いて2頭の叩き合いが続きへこたれない。

ゴール寸前でアタマ差出た。

吉原騎手の絶妙な逃げ。後続騎手は甘く見てたのか?

再現性があるかと言われたら微妙だが、お見事。

2着グランブリッジ、⑧ST。

-12キロ。道中先団後方の6番手追走。

34角で5番手。終始最内で進める。

直線は5頭分目に出されて伸びてくる。

ゴール前アタマ差まで迫る急追。

体重減は影響せず近走ベストの走り。

3着アイコンテーラー、⑦ST。

逃げる勝ち馬を番手でマークし進む。

2周目3角入口で並びかけてそこから2頭が

後続を離して叩き合いに持ち込む。

なかなか前に出られず、2着馬にゴール前で

ハナ差交わされる。

松山騎手「一旦先頭には立ってたけど、気の悪さを

出したのか…」と。ブレーキをかける悪癖がある。

4着ディクテオン、⑨ST。

-15キロ。1周目ホームストレッチ半ばまで最後方。

12角で徐々に上げて行き、2角で仕掛ける。

向正面向いてすぐにムチが入りスパートを開始。

そこからは自分の型で追い込んでいくが、

やはり速い馬場が影響したのか前は止まらない。

3着馬に一馬身差と迫ったところがゴール。

この馬自身はしっかり駆けている。

良馬場で改めてという感じ。

5着セラフィックコール、②ST。

4番手の内で進める。1周目のホームストレッチで

顔を横に向けて走っていた。

ムルザバエフ騎手「キックバックに反応していた」

この馬、砂被りを嫌がる傾向がある。

それでも、そんなに長い時間浴びてはいなかったはず。

向正面で上げて行こうとしていたが、反応イマイチ。

34角を最内でまわり、直線向いたが伸び脚鈍い。

外から2着4着馬に交わされてしまう。

4着のディクテオンから3馬身差。

6着ノットゥルノ、④ST。

3番手外で進める。周囲に馬もいなくストレスなく。

2周目34角で手応えの悪いセラフィックコールが内に。

2頭並びで見ても手応えが悪い。

直線を向いて伸び脚がまったくなく後退。

勝ち馬から1.8秒差。

武豊騎手「馬場も得意なはずだし左回りなのかなぁ…」

名手をして敗因がこういう言い方なのだからそうかも。

9着グロリアムンディ、⑥ST。

セラフィックコールの外で蓋をするように並走。

向正面の勝負所で有力馬がスパートし始めた時に、

付いて行けない。そのまま後退。

勝ち馬から4.4秒差。体重は+17キロだった。

後ろは南関2頭。地力はあるはずなんだが…。