悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【大井】東京大賞典・回顧

12.4-11.8-12.7-13.6-13.3-12.7-13.0-12.7-12.0-13.1(2.07.3)

前5F 63.8 後5F 63.5 上り3F 37.8 4F 50.8 M

晴れ・良 ※週中降雨なしでパサパサ。

以下、参考。先月の同舞台、JBCクラシックのタイム。

12.4-11.4-12.2-13.0-12.5-12.5-12.8-13.0-12.2-13.1(2.05.1)

前5F 61.5 後5F 63.6 上り3F 38.3 4F 51.1  H

1着ウシュバテソーロ、⑤ST。

12角は後方2番手。5F通過で外3頭分目で徐々に前に。

それでも向正面7番手。34角を2.3頭分目で周る。

4角で7番手。直線は7頭分目(ほぼ大外)に出され

追われる。末脚が一頭だけ際立っていた。

前が完全に残る流れだったが、

ゴール前で逃げた2着馬をきっちり捕らえる。

届くのか?という展開と位置で測ったような勝利。

馬の強さもあるが、川田騎手の騎乗が天晴れ。

2着ウィルソンテソーロ、⑨ST。大外。

隣のミックファイアが出遅れたこともありハナ。

上記のラップを見てもわかるように完璧な逃げ。

ゴール前で勝ち馬に交わされた。惜しい!!!

0.1差。JBCは大井の砂を敗因に挙げていたが克服。

JBC(5着)→チャンピオンズカップ(2着)→大賞典。

このローテで大健闘。原騎手も連続好騎乗。

3着ドゥラエレーデ、⑥ST。

逃げた2着馬を1馬身ほど差を保って終始マーク。

4角出口で2着馬がスパートした際に差ができる。

それでも懸命に直線追われて、ゴールでは

2着馬に詰め寄りクビ差。

スタート後に少しバタバタしたが、それ以外は完璧。

3歳馬だし、これだけやれれば十分。今後に期待。

4着ノットゥルノ、②ST。

パドックでは落ち着いていた。

3番手最内追走。4角3番手。

直線は3頭分目で追われる。

前にいた2頭との差が詰らない。

外から5着馬が迫ったが最後まで抜かせなかった。

JBC時も見せた根性はここでも垣間見れた。

武騎手「一時の不振は脱した」。

JBC見るに、大井2000との相性もあるんだろう。

5着キングズソード、①ST。

最内スタートでホームストレッチで外に出そうと

していたが、隙がなかった。

12角で外からミックファイアが上がって行ったときに

少し控えて外に出すチャンスはあったはずだが逸した。

そのまま内の6番手に収まり砂を被り続ける、

向正面でも外に出せず、外から勝ち馬が並んでくる。

34角を最内で周り直線は5頭分目。

追われたが勝ち馬との伸び脚の差は歴然。

勝ち馬に次ぐ上りの脚だったが、0.4差。

前走はモレイラが外々でスムーズに競馬。

今日は砂を被り続ける競馬。砂被るのはよくない馬。

これはハッキリ言って騎手の差だ。

6着グロリアムンディ、⑦ST。

道中外4番手追走。前3頭を見て絶好の位置。

34角をそこそこの手応えで周って、

いざ直線追われるも伸びない。

残り300で失速。止めているのかも?

もう少しやれていい馬だとは思うが。。。

7着テンカハル、③ST。

向正面5F通過時、後方2番手。

4角でも後方2番手。

直線は大外に出されて追われたが見せ場なく。

パサパサの馬場は向いていたと思うが。

1秒差。中央馬のなかでは最下位。

8着ミックファイア、⑧ST。

出遅れ。12角で挽回するも向正面5番手、中団。

外で追走も34角での手応えがいまひとつ。

直線伸びず。2.4秒差。後ろにはマンガンのみ。

スタートで前に行けてたら…とは思うが、

御神本騎手「状態が戻っていても、もうちょっと

差は詰められたかなあという感じ」とのこと。

状態が戻っていても…というのは完調ではなかった

ということなんじゃないか?

それにしても今回は相手が揃っていた。

いままでの相手とは違いすぎた。

だが、これで評価を落とす必要はない。