悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【川崎】川崎記念・回顧

6.8-11.3-12.5-13.5-12.6-13.1-13.8-12.3-13.3-13.7-13.1(2.16.0)

上り3F 40.1 上り4F 52.4 M 良

1着ウシュバテソーロ、2周目向正面まで中団。

1角でインに入れて前にテーオーケインズを見るかたち。

有力どころでは後ろにいたが、2周目向正面でペースが

上がるとついていく。34角で4番手。勝負あったのは4角。

テーオーが前のライトウォーリアを外から交わしたのに対し、

ウシュバはライトの内を周れた。

ここのコーナリングでできた差が最後まで続いた。

直線は2頭で伸びて3着には4馬身差。

内を周してきた好騎乗(4角は相手のミス)。

2着テーオーケインズ、3番手内で追走。

スタート直後に少し騎手が引っ張るような感じ。

その後は我慢が効いていた。

終始好位で進めていたが勝負所は、最終4角。

上でも書いたが、ここで外を回したのが致命的。

勝ち馬とは差が詰らずも差を広げられたわけではなく。

騎手の匙加減。力量は互角に見える競馬。

テリオスベルが帝王賞の時のスワーヴアラミスのように

外から行ってもリズムを崩すことはなかった。

3着ニューモニュメント、後方から進める。

ホームストレッチで有力どころでは最後方に。

1番枠から出て終始最内で進めていた。

34角も勝ち馬の後ろをついて行くように最内を通り

直線は外に持ち出されると伸び脚を見せたが、

上位2頭とは差がある感じ。2着馬とは4馬身差。

4着テリオスベル、連闘。スタートは行き脚つかず。

1周目の34角で一気に上がっていってホームストレッチで

ハナに立つ。いいペースで逃げていた。

最後の直線も粘っていて、あわや3着あるか?という。

3着馬とは1馬身差。先週よりも頑張っていた。

7着ペイシャエス、スタートしてホームストレッチまでで

けっこう揉まれこんでしまっていた。

それが原因か、好位を取りたかったはずが、

12角でウシュバの後ろまで位置を下げることになる。

2周目向正面ではムチが入るほど手応えが悪そう。

34角では上がって行けない。勝ち馬から3秒差。

前走勝ったとはいえ相手が弱かったし、まだ途上か。

8着ノットゥルノ、ホームストレッチまで2番手。

外からテリオスベルに交わされ3番手になったが、

1角手前で内のライトウォーリアと接触して

怒ったように口向きが暴れる感じになっていた。

向正面ではライトウォーリアの後ろになる位置に下がり

向正面でペースがあがったときに、エルデュクラージュ

にすら外から交わされるほど手応えが悪かった。

34角では9番手で周っていた。

中央馬では最下位。ペイシャから0.3差。

負けすぎ。

武騎手「砂がパサパサすぎてのめっていた」と。

輪乗りではエキサイトしている場面もあった。

左回りに良績がなく、それもあるかもしれないが、

レースで初めて気性面の問題があるように見えた。