悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【船橋】マリーンカップ・回顧

12.4-12.3-12.4-13.0-12.7-12.7-13.1-13.0(1.41.6) 良

前4F 50.1 後4F 51.5 H~M

1着ペルアア、パドックでは元気がないのか?

というほど落ち着いていた。馬場先出し。

逃げるチェイスザドリームを追いかける2番手。

内に近いところでリネンファッション。

向正面半ばからチェイスとの間を詰めていき、3角は持ったまま

射程圏に。4角で並びかけ、そこからはたいして追わずに独壇場。

2着には5馬身差つけた。

初めての地方砂、それも船橋新砂を難なく克服。

メンタル的に神経質で繊細、初ナイターも大丈夫だった。

が、相手がこの上なく低調なメンバーだったことは否めない。

2着レディバグ、ゲートで半歩遅れた。でも影響なし。

道中中団6番手追走。前3頭から10馬身ほど離れた中団馬群で。

勝負所、34角で外々を回して上がっていく。

追い上げたが勝ち馬ははるか前。手応えも違っていた。

勝ち馬からは5馬身差離されたが、3着馬には4馬身差つけた。

全盛期のショウナンナデシコに肉薄した実力馬。

去年は敗因を「船橋(地方)の砂」としていたが、

去年よりさらに時計のかかる豪州新砂を克服。

もしかしたら、去年は酒井騎手が前付けで下手うったのを

砂のせいにしただけなのでは? と勘繰りたくもなる。

だって今回もこなして、川崎もこなしてるんだから。

3着ナンヨーアイボリー、最内枠。出遅れた。

石橋騎手「今回ブリンカーを付けましたが、ゲートに関しては

視界が狭い分イライラしてしまい、これはまずいなという感じで

スタートを切りました」と。

それで、1角の入りまで最後方。その分、楽に外に持ち出せた。

砂を被らず揉まれず怖がらず進めたのは怪我の功名というか。

12角、地方馬後方組との脚力の違いで前に上がっていき、

向正面でレディバグの後ろまで来る。

34角はレディバグには着いて行かなかったが、

外々を周り直線勝負。追い上げには見どころアリ。

粘り腰を見せていたリネンファッションを頭差交わす。

時計の速い馬場以外でも結果を出せたのは良かった。

前走と同じく後方から追い上げるいわゆる着狙いっぽい

競馬で結果は出たが、相手が弱かったというのもある。

4着リネンファッション、勝ち馬とチェイスに次いで3番手。

そこそこの流れでペルアアの内でついて行くという強気な競馬。

しかも3角手前で内から一瞬前に出ようかという場面あり。

ペルアアがチェイスを完全に潰しにいくペースには遅れる。

直線外からレディバグには勢いよく交わされたが、

あわや3着あるかという粘り腰を発揮。

ここ最近では一番の走り。少し復活の兆し。

メンバーが弱いというのもあるが、浦和→川崎厩舎に

転厩して2戦目。森騎手で・・というのもあったか。

今後に注目。

5着チェイスザドリーム、パドックで煩かった。

イレ込む馬。10点でいうと、6~7の煩さ。

いかにも、これで船橋の1600は厳しいだろうという。

そこそこのペースで逃げた。1400でも力む馬。

4角出口でペルアアに捕らえられ後退。

坂井騎手「距離が長かった。1200なら重賞でもやれる」。