年明けから斤量ルールが改まり2か月が経ちました。
果たしてその影響はあるのかどうか・・・。
ここで対象にしているのは「2勝クラス以上」の全レース。
2勝クラス以上は全て一括りにしています。
3勝クラス、オープンと分けて分析はしていません。
ハンデ戦・別定戦・定量戦、全て一緒にして最終的に数字を出します。
2月、2勝クラス以上の4歳馬の成績は以下【1着.2着.3着.着外】で表記。
別定・定量=31.33.19.165 ハンデ戦=10.8.5.36 トータル=41.41.24.201(全307頭)
勝率0.133 連対率0.267 複勝率0.345
でした。
ちなみに1月(前月)は
別定・定量=37.35.28.173 ハンデ戦=10.4.8.30 トータル=47.39.36.203(全325頭)
勝率0.145 連対率0.265 複勝率0.375
2月は1月よりも勝率、複勝率が微妙にダウン。
勝ち上がってきた4歳馬の分母がどんどん増えるので、
数字が上がらないのは当然の傾向なんです。
さて、去年との比較ではどうか。
以下、去年の2月のデータです。
別定・定量=27.22.21.169 ハンデ戦=8.5.6.50 トータル=35.27.27.219(全308頭)
勝率0.114 連対率0.201 複勝率0.289
前年比だと断然今年のほうが上。これは1月も上でした。
では、世代アベレージを長期で見るとどうでしょう?
以下は22年6月~23年2月のトータルです。
別定・定量=229.174.122.827 ハンデ戦=48.33.31.165 トータル=277.207.153.992(全1629頭)
勝率0.170 連対率0.297 複勝率0.391
そして、以下は21年6月~22年2月のトータルです。
別定・定量=198.156.123.863 ハンデ戦=40.24.28.193 トータル=238.180.151.1056(全1625頭)
勝率0.146 連対率0.257 複勝率0.350
トータルで見るとまだまだ現4歳世代が上。複勝率で約4分も上。
これも1月と同様です。
次は1勝クラスの勝率を見てみましょう。
これは1勝クラス1レースにおいて4歳馬が勝つ確率です。
2月の勝率0.800(全60レース 4歳馬の勝利=48)
1月の勝率0.661(全62レース 4歳馬の勝利=41)
2月は勝率が前月から1割以上アップ。
ちなみに去年の2月は・・
勝率0.746(全59レース 4歳馬の勝利=44)でした。
今年の方がいいですね。
では、22年6月~23年2月のトータルはというと・・
勝率0.743(全614レース 4歳馬の勝利=456)
で、21年6月~22年2月のトータルも見ると・・
勝率0.746(全597レース 4歳馬の勝利=453)
あんまり変わらないですね。本当に微差。
先月、1勝クラスは斤量ルールの変更により影響が
あるのかな?・・というような数字の出方でしたが、
1~2月で見ると「影響ない」と考えていいかも。
2勝クラス以上に関しても特に影響はないのかな・・・
と見ています。