悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【定期】12月の3歳馬成績【分析】

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします!


さて、22年最後の3歳馬成績分析です。

次回からは歳も改まり「4歳馬」分析となります。

ここで対象にしているのは「2勝クラス以上」の全レース。

2勝クラス以上は全て一括りにしています。

3勝クラス、オープンと分けて分析はしていません。

ハンデ戦・別定戦・定量戦、全て一緒にして最終的に数字を出します。

12月、2勝クラス以上の3歳馬の成績は以下【1着.2着.3着.着外】で表記。

別定・定量=33.23.16.125 ハンデ戦=6.6.1.25 トータル=39.29.17.150(全235頭)

勝率0.166 連対率0.289 複勝率0.361

でした。

ちなみに11月は

別定・定量=36.21.16.110 ハンデ戦=5.3.6.22 トータル=41.24.22.132(全219頭)

勝率0.187 連対率0.297 複勝率0.397

12月は11月よりも全体的にダウン。

さて、去年はどうか。

以下、去年の12月のデータです。

別定・定量=29.24.17.130 ハンデ戦=7.3.3.23 トータル=36.27.20.153(全236頭)

勝率0.153 連対率0.267 複勝率0.352

前年比だと22年が上です。

では、世代アベレージは高いままでしょうか?

以下は22年の6月~12月トータルです。

別定・定量=161.106.75.489 ハンデ戦=28.21.18.99 トータル=189.127.93.588(全997頭)

勝率0.190 連対率0.316 複勝率0.410

そして、以下は21年の6月~12月のトータルです。

別定・定量=140.103.72.523 ハンデ戦=23.17.16.112 トータル=163.120.88.635(全1006頭)

勝率0.162 連対率0.281 複勝率0.369

トータルで見ると22年が上です。複勝率で4分も上。

22年の3歳馬は21年よりも強かった、と断言できます。

次は1勝クラスの勝率を見てみましょう。

これは1勝クラス1レースにおいて3歳馬が勝つ確率です。

12月の勝率0.810(全63レース 3歳馬の勝利=51)

11月の勝率0.712(全59レース 3歳馬の勝利=42)

12月は前月から1割も上がりました。

ちなみに去年の12月は・・

勝率0.881(全59レース 3歳馬の勝利=52)でした。

こちらはそれでも21年のほうがだいぶ上。

では、22年の6月~12月のトータルはというと・・

勝率0.746(全492レース 3歳馬の勝利=367)

で、21年の6月~12月のトータルも見ると・・

勝率0.746(全477レース 3歳馬の勝利=356)

勝率はまったく同じ。レース数が違いますが。

1勝クラスは世代レベルに差がなかったと言えますね。

冒頭でも触れましたが新年からは「4歳馬分析」になります。

もう今年の4歳世代が強いというのは周知されています。

育成のノウハウが上がってきて、

前年よりも世代間の成績がよくなると考えると、

今年より来年、来年より再来年と

3歳・4歳世代が上の世代を凌駕していくという仮説が

果たして正しいのかどうか、、、、

23年は22年を超えてくるのか?

どんな数字が顕わになってくるのか楽しみです。