新年恒例の「東京スポーツ 調教採点活用法」でございます。
去年「東スポ経営危機」のニュースがありましたが、
なんとか22年は大丈夫だった。
知らんけど。
なんにせよ、今年も「潰れるんじゃねーぞ!」って話です。
・・・さて、年1回のご報告です。
新春企画「東京スポーツ 調教採点活用法」。
今年も色々書くことがあり長くなるので、分けて書きます。
例によって、わたしがほぼ2勝クラス以上の馬券しか買わないため、
2勝クラス以上と2・3歳オープン戦に限りデータを集めていまして、
それの2022年はどうだったか? を記します。
新馬・未勝利・1勝クラス・障害はデータに含んでいません。
とはいえ、22年も全レースを対象に「8」の全データ採取しました。
それについては別記事で触れます。
わたしが、東スポ調教採点でデータを採っているのは「8」と「5」。
「8」は当然高評価、「5」は低評価となります。
まずは「8」から。
2020「8」 勝率 0.226 連対率 0.381 複勝率 0.464
2021「8」 勝率 0.160 連対率 0.266 複勝率 0.394
2022「8」 勝率 0.107 連対率 0.226 複勝率 0.345
まず年トータルで見ると、数字は前年より大幅に悪化。
3年比較で見て下さい。勝率なんて半分以下。
複勝率も5割近くあったのが、0.345・・・。
だんだん悪くなっている!!! けっこうな下落幅。
上半期と下半期で見ると・・・
上半期「8」 勝率 0.160 連対率 0.280 複勝率 0.360
下半期「8」 勝率 0.029 連対率 0.147 複勝率 0.324
下半期の勝率、2分9厘は酷すぎるだろ!
複勝率も、20年の上半期は5割を超えていたのに・・・。
一方「5」です。
2020「5」 勝率 0.018 連対率 0.040 複勝率 0.076
2021「5」 勝率 0.028 連対率 0.059 複勝率 0.083
2022「5」 勝率 0.014 連対率 0.042 複勝率 0.08
「5」の馬に関してはサンプル数が多いです。
したがって率の数字上は微差であっても、実頭数ではそこそこ
差があります。
「5」に関しては去年よりも「見えている」。合格水準です。
ちなみに
上半期「5」 勝率 0.013 連対率 0.042 複勝率 0.074
下半期「5」 勝率 0.015 連対率 0.042 複勝率 0.086
下半期のほうが若干馬券内に❝来てしまった❞という結果。
この「下半期」というのが、22年の東スポ調教採点を語る上で
重要なキーワードになります。
このシリーズ、続きます。