悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【踏張れ】東スポ調教採点活用法①【馬券術】

新年あけましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いいたします。

さて、新年恒例の「東京スポーツ 調教採点活用法」でございますが、

そのまえに、暮れにこんな記事がありました。

どうやら、例の「東スポ競馬サイト」も微妙な感じらしい・・・

倒産危機が報じられた「東スポ」の秘策は“餃子”と”居酒屋”? 社員も心配する「迷走」の経営再建策〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

とにかく、土日だけだけど、東スポユーザーとしてはただただ踏ん張って貰いたい。

社員・関係者もそうだろうけど、わたしも「なくなるのかな・・」と不安で一杯。

東スポだけじゃなく、もう新聞、売れないからなあ。。。

・・・気を取り直して、年1回のご報告です。

新春企画「東京スポーツ 調教採点活用法」を。

今年はちょっと色々書くことがあり長くなるので、分けて書きます。

例によって、わたしがほぼ2勝クラス以上の馬券しか買わないため、

2勝クラス以上と2・3歳オープン戦に限りデータを集めていまして、

それの2021年はどうだったか? を記します。

新馬・未勝利・1勝クラス・障害はデータに含んでいません。

(とはいえ、21年は全レースを対象に「8」の全データ採取しました。

それについても後で触れます)

わたしが、東スポ調教採点でデータを採っているのは「8」と「5」。

「8」は当然高評価、「5」は低評価となります。

まずは「8」から。

2020「8」 勝率 0.226 連対率 0.381 複勝率 0.464

2021「8」 勝率 0.160 連対率 0.266 複勝率 0.394

まず年トータルで見ると、数字は大幅に悪化。

複勝率は19年も20年も4割6分あったんですが、今年は4割切り。

今年は特に下半期が悪かった。

上半期「8」 勝率 0.190 連対率 0.357 複勝率 0.452

下半期「8」 勝率 0.135 連対率 0.190 複勝率 0.346

20年は上半期、複勝率5割超えてましたからね。

だから、4割5分でも良くはないんです。

それに輪をかけて下半期はちょっと酷い。。。

東スポの岡崎記者いわく

「夏場は調教で無理させられないので判断するのが難しい」

だそうです。その理屈はわかりますが、去年と比べると・・・ね。

一方「5」です。

2020「5」 勝率 0.018 連対率 0.040 複勝率 0.076

2021「5」 勝率 0.028 連対率 0.059 複勝率 0.083

「5」の馬に関してはサンプル数が多いです。

したがって率の数字上は微差であっても、実頭数ではそこそこ

差があります。

今年は「5」の馬が去年よりも来てしまった・・・という結果。

ちなみに

上半期「5」 勝率 0.032 連対率 0.073 複勝率 0.107

下半期「5」 勝率 0.025 連対率 0.048 複勝率 0.069

こちらは「8」と違い、下半期のほうが「見えてる」。

去年も下半期のほうが上半期より精度が上がっていました。

岡崎記者の言葉からすると、夏場を含むから

見極めは下半期のほうが難しいはずなんだけどなあ。

とりあえず、2勝クラス以上はこんな感じです。

このシリーズ、続きます。