ここで対象にしているのは「2勝クラス以上」の全レースです。
2勝クラス以上は全て一括りにしています。
3勝クラス、オープンと分けて分析はしていません。
ハンデ戦・別定戦・定量戦、全て一緒にして最終的に数字を出します。
8月、2勝クラス以上の3歳馬の成績は以下【1着.2着.3着.着外】で表記。
別定・定量=18.8.8.43 ハンデ戦=1.2.1.12 トータル=19.10.9.55(全93頭)
勝率0.204 連対率0.312 複勝率0.409
ちなみに前月(7月)は・・・
別定・定量=16.12.10.36 ハンデ戦=1.1.0.4 トータル=17.13.10.40(全80頭)
勝率0.213 連対率0.375 複勝率0.500
前月比で連対率と複勝率が大幅に落ちました。
では、去年との比較ではどうか。
以下、去年の8月のデータです。
別定・定量=14.10.5.43 ハンデ戦=2.1.3.8 トータル=16.11.8.51(全86頭)
勝率0.186 連対率0.314 複勝率0.407
勝率自体は今年の方がいいですが、連対率と複勝率はほほぼ同じ。
ということは、今年の3歳馬は去年と同じような高レベルなのか?
それを確認するために・・・
世代アベレージをトータルで見るとどうか?
以下は今年6月~8月のトータルです。
別定・定量=45.26.22.110 ハンデ戦=5.3.2.21 トータル=50.29.24.131(全234頭)
勝率0.214 連対率0.338 複勝率0.440
そして、以下は去年6月~8月のトータルです。
別定・定量=38.30.16.92 ハンデ戦=9.5.7.18 トータル=47.35.23.110(全215頭)
勝率0.219 連対率0.381 複勝率0.488
こうして見ると、勝率はほぼ同じですが、連対率と複勝率が
去年のほうがいいですね。
ですが、レベルとしては近年過去4年で見ると、
去年が一番高く、その次に今年がいいんです。
なので、去年より高くはないが決して低くはないのです。
※現4歳世代>現3歳世代>現5歳世代>現6歳世代 という序列。
次は1勝クラスの勝率を見てみましょう。
これは1勝クラス1レースにおいて3歳馬が勝つ確率です。
8月の勝率0.758。(全62レース 3歳馬の勝利=47)
7月の勝率0.714。(全84レース 3歳馬の勝利=60)
ちなみに去年の8月は・・
勝率0.758(全62レース 3歳馬の勝利=47)でした。
施行レース数も今年と昨年は同じで勝利数も同じという。
では、今年6月~8月のトータルは・・・
勝率0.742(全213レース 3歳馬の勝利=158)
で、去年6月~8月のトータルを見ると・・
勝率0.756(全213レース 3歳馬の勝利=161)
レース数がまったく同じ、勝利数は3つの差。
厳密に見ると去年のほうがいいけど、まあ微差に近い。
これは先月と全く同じ見解を書いています。
当然の話ですが、馬々の個体差があるという前提なので、
3歳馬だから消し!&買い! という話ではないのです。
あくまで全体のレベル、世代間の強弱を測るという目的で
この記事を書き続けています。