悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【大井】東京大賞典・回顧

12.4-12.1-12.8-13.4-12.8-11.9-11.7-12.7-12.4-12.8 (2.05.0)良

上り3F 37.9 上り4F 49.6  前半5F 63.5 後半5F 61.5 S

1着ウシュバテソーロ、道中中団やや後ろ。

ペースが遅くどうなるかという中、向正面でリンゾウチャネル

サンライズホープが急に動いて行って11.9、11.7の流れに。

ここでついて行くことなく我慢して、さらに前のメイショウハリオの

追い出しを一歩待つ形で絶好の展開に持ち込む。

34角を3頭分目、直線を6頭分目の大外で追い込んできた。

平坦向きという話もあったし大井も合っていた。

地方の砂でこれだけ追い込んで来れれば今後も主役級。

2着ノットゥルノ、ショウナンナデシコの後ろで先行。

向正面で例の2頭が動いてきた時に付き合わずに我慢。

34角では5・6番手と位置を下げる。

そこで外から仕掛けてきたメイショウハリオに被される。

ここでメイショウが前に出て、後塵を拝する形に。

4角でメイショウの外から追い込む形になり、

外からは勝ち馬が伸びてきた。

それでも直線伸びてメイショウを交わし2着。

0.3差。トビが大きい馬だし4角をスムーズに周れてたら。

被されて若干リズムを崩す場面あり。

今後外枠でスムーズに周れるようならもう少しやれるはず。

あと、イレ込みがやはり治らない。中程度イレ込んでいた。

3着メイショウハリオ、1角までで砂を被り顔を外に向けて。

12角で外に出せて砂被りは回避。道中中団。

向正面で例の2頭が上がって行って、浜中騎手の手も動く。

ここで貯められなかったのが痛かった。

帝王賞でスワーヴアラミスにテーオーケインズが動かされた

のとまったく同じような展開。

34角で浜中騎手、もう勝負に出る。一気に動いて行った。

34角を3頭分目で周り、直線は4頭分目。

直線で前を行く馬を飲みこもうとしたが、脚が続かなった。

それでもなんとか体裁を保つ3着。コンマ8差。

左回りより右回りのほうが走る馬。大井は合っている。

4着サンライズホープ、スタートして後方に。2角で9番手。

向正面、外で追走していたが、その外からリンゾウチャネルが

上げていき、それにつられるように一気に前に行ってしまった。

34角では先頭のショウナンナデシコと並ぶような感じ。

直線で後ろからきた3頭に交わされてしまった。

とはいえ、それでも3着メイショウからはコンマ2差。

向正面で我慢が出来ていれば違う結果だっただろう。

頑張ってはいるんだけど、何せ色々乗り難しい馬。

再現性が低い。次も好走できるかはわからない。

6着ショウナンナデシコ、吉田隼騎手から横山武騎手に。

果敢に逃げた。スローでいい流れで逃げていたが、

例の2頭が動いたため、向正面半ば過ぎから息が入らない。

直線ラスト200まではなんとか頑張っていたが、結果6着。

1.3秒差。最近の中では頑張って走った方ではないか?

それでも、やはり好調時に比べると物足りない走り。

12着レッドガラン、戦前は陣営が「いい位置で競馬したい」

と言っていたが、ゲートを出て馬なりで最後方。

12角でも最後方。前走がチャンピオンズCだったし、

砂適性を見極めるにはまだまだと思っていたが、

どうやら、ダメみたいだ。少なくとも地方砂に関しては。

後ろにはバテたリンゾウチャネルとアトミックフォース。

勝ち馬から2.7秒差。