悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【金沢】白山大賞典・回顧

上り 4F 51.9 3F 39.1(2.13.1)良

1着ケイアイパープル、スタートから1周目ホームストレッチまで

外にブリッツファングがいたが、ブリッツは下げた。

それでレースがしやすい形に。

前には逃げるハクサンアマゾネス、番手メイショウカズサの3番手。

2周目3角でメイショウを交わし、先頭へ。

直線は内をだいぶ空けていたが、そのまま押し切る。

揉まれず被されずにレースできたのが勝因。

あと、前走は乗り替わりで今回は慣れた藤岡弟騎手。

2着ラーゴム、1周目ホームストレッチでは少し力んできた。

1角で内に入れ、砂を被せるかたちに。4番手追走。

向正面から34角でズブさを見せる。

内からカフジオクタゴンに交わされていった。

4角で内に入れて行って伸び脚を見せて

4角外を周ったカフジオクタゴンを頭差交わして2着。

地方のパサパサダートで好走。

速いダートならまだしも、芝で良績を残してきた馬だけに、

これは新境地。しかも2100で。なんとか折り合ったし。

3着カフジオクタゴン、出遅れた。6番手追走。

有力馬のなかでは(セイカメテオポリスを除く)最後方。

無駄な脚を使ったところはなく勝負所34角で

ラーゴムの内から上がって行って、直線でケイアイを外から

交わそうとしたが差は詰まらなかった。

出遅れがなければ・・・。

5着ブリッツファング、ケイアイの外から被せるようなかたちで

1周目のホームストレッチまで。

1角では下がっていて砂を被ったせいか、鞭を入れられていた。

さらに向正面ではもう砂を被る位置にはいなかったが、鞭数発。

行きっぷりがとにかく悪い。

さらに向正面3角手前で「もう外周っても勝負にならない」と

判断されてか、砂の深い内に切れ込んでそのまま最後まで内で。

内は伸びる馬場ではないので、内に入れてもいい策だったとは言えず。

気性面の脆さを見せた。

池添騎手「初めて揉まれる競馬をして、揉まれ弱さを見せましたが、

この経験が次に生きればと思います」。

6着メイショウカズサ、逃げるハクサンアマゾネスを外番手で

ピッタリマーク。2周目向正面半ばでハクサンが脱落しハナに。

だが、3角手前で勝ち馬に外からアッサリ交わされてそのまま後退。

好走時のようなハナを切る形でのレースを見たいが・・・。

変わり身があるとすれば、そういうレースをした時か。