悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【金沢】白山大賞典・回顧【はずれ】

4F 47.9 3F 36.3 2.10.3 レコード(不良)

1着メイショウカズサ、逃げた。一度も絡まれることなく逃げ切り。

全面的に水が浮いているような馬場だったが、レコード決着する馬場。

速いダートがいいこの馬には向いていたということだろう。

川田騎手が「とにかく気分を害さないように進めた」と言っていたように

気持ちよく走れたことが一番の勝因で、そうエスコートした鞍上の腕。

2着ミューチャリー、行き脚ついて5番手くらい。前を行く有力馬に

ついて行けてた。それでも最内を周った勝ち馬からは4頭分ほど外を

終始進む。コーナーでも大回り。距離ロスに関してはけっこうあった。

2周目向正面からプッシュされ直線は2着争い(3&4着馬との)を制す。

初の長距離輸送を克服してのものだし価値はある。

3着スワーヴアラミス、勝ち馬に早々ハナを奪われる。2番手に収まる。

2周目の3角でムチが入る。34角で手応え怪しいか?という感じだった。

外から2着馬が捲り気味にきたときに下がるかと見えたが、

直線なんとか持ちこたえて、ゴール前まで2着争いに絡む。

輸送でイレ込むこともなく、この馬としては真面目に走った。

4着マスターフェンサー、陣営はパサパサのダートを希望していた。

それだけにこの馬場は向いていなかったのかもしれない。

内の4番手で収まる。2周目の向正面でペースアップした際に、

後ろにいた2着馬よりも、明らかに手応えで劣っていた。

3角手前からムチが入りまくる。

それでも34角は最内で周りコーナーリングで2着馬争いに加わる。

直線は最内からなんとか伸びようとするも、伸び脚なし。

僅かだが競い負けて4着。騎手の腕のせいではない。

プラス10キロというのも影響していたかもしれない。

5着ヴェンジェンス、有力どころでは最後方から進む。

砂を被せても揉まれても良くない馬だから、行かせないとダメだろう。

なのに行かなったということは、やはり距離に不安があったのでは?

終始最内で周ったが、形だけ競馬した感じ。勝負気配は感じず。

レースになっていたかというと・・・地味に「やらず」っぽい。

6着ヒストリーメイカー、外3番手で進める。

2周目の3角で手応えが怪しくなり、そのまま失速。

前に行きすぎていたのか? そもそもやはり小回りは向かないのか?

ちょっと負けすぎな感じも。勝ち馬からは2秒6離された。