悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【盛岡】マーキュリーカップ・回顧

上り 4F 50.4 3F 38.0 (2.02.5) 稍重

1着バーデンヴァイラー、行く馬を行かせてという姿勢。

道中中団。前とは距離がある感じで前が速くなる想定という位置。

向正面で外からテリオスベルに交わされて行ったが、外で追走。

34角は6番手くらいで34頭分目(最外)を周る。

4角出口ではテリオスベルを射程圏。

直線向いての反応がよく、前を行くテリオスベルを追い詰める。

ゴール直前でなんとか交わした。

注文のつく馬だが、ストレスがかかった場面がなかったし

展開も向いた。

福永騎手「今日は砂を被っても怯まなかった」。

2着テリオスベル、出ムチを入れられていたが全然前に行けず。

中団後方から外に出して2コーナーからぐんぐん外から上げていく。

そのままの勢いで3角では先頭に並び、34角で先頭に。

さらにそのまま単騎で直線へ。

ゴール寸前まで粘ったが、クビ差負け。3着に6馬身差。

ハナに行かないでこんな競馬ができるとは・・・。新境地。

負けたがスタミナと強さを感じる走りだった。

江田騎手「いつもはダメだが、今日は砂を被っても大丈夫だった」。

4着ケイアイパープル、急遽乗り替わり。地元・山本政騎手へ。

注文の多い馬だけに、テン乗りは明らかにマイナス。

先行外4番手。ポジションはバッチリ。

3角手前で外からテリオスベルに交わされる。

34角でどういうわけか、かなりもたついた。4頭分目(最外)で周る。

直線で前とは差。内からきたヴァケーション(3着)とたたき合い。

ハナ差で4着。やはり乗り替わりは痛かった。

6着エルデュクラージュ、位置取りは勝ち馬の前で進めた。

向正面で前に詰めて行ったが、その時に内々に入れていった。

34角はばらけて、3番手追走という場面もあり、あるか?と。

ただ、外から勝ち馬に一瞬で交わされ直線に向くと

手応えいまいちで、そのまま後続に交わされてしまった。

おそらく力量分はしっかり出し切って駆けている。

7着メイショウフンジン、そこまで苦労せずにハナに立つ。

大きく引き離して逃げるのではなく、引き付けて逃げた。

それでもペースは多少速かったか。3角手前でムチが入る。

34角で後退。そこからズルズルいくかと思いきや、

そこまで下がらず勝ち馬からは1.6秒差。

12着メイショウカズサ、行こうと思えば行けたはずなのに、

控えた。3番手内で進める。

外にケイアイパープルがぴったり。

3角でテリオスベルが一気にきて、忙しくなったときに

もう手応えがなく、34角ではそのままズルズル後退。

勝ち馬から4.2秒差。後ろは地方馬2頭。大敗。

まず、控えていいことは一切ない馬なのに。

前走は逃げずに失敗し幸騎手→川田騎手への乗り替わり。

しっかりやる川田騎手がなぜ控えたのか?

ハイペースを嫌ったのだろうか。

ただ、メイショウの馬同士で競り合うのは考えられず、、、

だとしたら、何がなんでも行くべきだったのでは?と思う。