悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【名古屋】名古屋グランプリ・回顧

上り 4F 51.8 3F 39.0 (2.12.4)レコード

晴れ・良

1着ディクテオン、⑫ST(大外)。

スタートして2周目向正面まではゆるゆると走る。

7.8番手あたりで追走。

名古屋は内3頭分目を空けて走る上に外々を周る。

2周目向正面で気合を入れられ外から進出。

34角を一気に捲って行って、4角で先頭に。

そのまま2着馬のグランブリッジを振り切り勝利。

この息の長いロングスパートが確立した感じ。

レコード勝ちも、実走距離考えたらより強い。

2着グランブリッジ、⑥ST。

飛ばす前3頭とは間をとっての4番手追走。

向正面の勝負所で内からテリオスベルが先に行く。

それには慌てずついて行かずワンテンポ遅らせて。

外から勝ち馬が上がって行ったタイミングと同じくして

ギアを上げる。4角は内にテリオス、外に勝ち馬。

勝ち馬について行こうとするが、差は詰まらない。

男馬相手に大健闘。近走で一番いい競馬だったかも。

2馬身差。ただ、内目を周ったので勝ち馬との差は

着差以上のものがあると見る。

イメージとして強いというより堅実な馬という印象に。

3着テリオスベル、①ST。

最内で砂被ったり揉まれたら…という懸念も、

馬群はバラけてその心配は杞憂に。

ただ、前になかなか行けない。

2周目向正面入り口まではグランブリッジの後ろ。

向正面なかば過ぎ、最内から一気に前に。

前の飛ばしてた馬がバテたという恩恵もあり、

3角で先頭に。ただ4角出口でもう先頭ではない。

直線残り100くらいで失速も、後続来ずで残る。

終始最内を走っていた。

江田騎手が前走後に言っていたように、

前には行けなくなってきているんだろう。

それでも毎度毎度頑張って走ってるなあという印象。

勝ち馬から1.6差。

5着メイショウフンジン、⑪ST。

戦前「なにがなんでもハナ」宣言をしていたが。

内のミトノオーが行き、浦和のマテリアルガールも加わり

2周目2角まで3頭で引っ張る形に。

マテリアルは早々に脱落も、ミトノオーの逃げは速い。

それをピッタリマークする形。

後続が詰めてくるのは3角手前。それまで雁行。

勝負所の3角で後ろから来られて共倒れ。

ラップタイムは不明も速かったんだろう。

最終着順は、それでも頑張るこの馬とミトノオーの差。

勝ち馬から2.1差。

9着ミトノオー、④ST。

上記に記したように、ハナ展開も厳しい流れ。

3角で脱落。

最終的に勝ち馬から4.6秒差の大敗。

ピッタリついて来られるとダメなのか?

好走と凡走の差が大きく、よくわからない。

武騎手だし、ペース的に大きく間違ってはいないはず。