悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【大井】帝王賞・回顧

12.0-10.9-12.2-13.0-12.3-12.2-12.5-12.9-11.7-12.2(2.01.9)

前5F 60.4 後5F 61.5 上り3F 36.8 4F 49.3 M

曇り・良

1着メイショウハリオ、道中中団後方。有力どころの最後方。

3角から進出開始。34角を一気に大外で周る。

直線入口で前を射程圏に入れる、大外で5番手くらい。

直線は6頭分目。追い込んでゴール前2着馬をハナ差交わす。

自分からという馬ではなく、じっくり貯めてという馬。

動かされる位置にいなかったので形としては満点。

ただ、馬場傾向が内先行が有利だったために、

大外ぶん回しの追い込みでは・・と見ていたが勝った。

だから、ハナ差以上に強い印象。大井2000も合う。

パドックで落ち着きもあった。

2着クラウンプライド、2番枠から先行。

前に逃げるプロミストウォリア。内々で進める。

外の馬の動きで3.4番手になる場面もあったが、

マイペースで折り合いもついていて内で我慢。

直線入口で最内が開くとすかさずそこに進路をとり

残り200で完全に抜け出す。勝ったか?と思いきや

勝ち馬に外から僅かに差された。

馬場を読んで内々に拘り抜け出すタイミングも完璧。

これで負けたら仕方ない・・という感じ。

それでも、強い4歳馬世代。今後楽しみがある。

3着テーオーケインズ、スタートが少し悪かった。

それでも最内枠から中団前くらいには付けられる。

クラウンプライドの真後ろで進める。

4角で最内から進路を若干探す感じはあったが、

そこまで不利になる感じでもなかったが・・・。

結果的に、ゲートとこれが最終的に僅かな差を

生んだといえば、そうだろう。

プロミストウォリアを外から交わし(直線3頭分目)

直線クラウンPに肉薄するも外から勝ち馬に交わされる。

力は示したが、ほんの少しのアヤで負けた感じ。

それは川崎記念の時も同じ。松山騎手は痛恨の極みか。

ゲートは元々危ういところがある馬。

4着ハギノアレグリアス、大外12番枠。道中中団。

外追走。向正面の半ば過ぎからさらに外に出し

34角で一気に外から仕掛けて行く。4頭分目で周った。

直線は5頭分目。直線出口で先頭に立とうかという勢い。

・・も、その勢いは残り300~200まで。

残り100でパッタリ来た。仕掛けが早かった分か。

でも、真っ向勝負に出ての結果で、現状の力量だろう。

5着プロミストウォリア、楽にハナに行けた。

道中、外からライトウォーリアにピッタリ来られていた。

直線ラスト300まで先頭。200で脚色衰える。

鮫島騎手「いいペースで行けたが、現時点では距離が

長いのかな・・・という止まり方だった」とのこと。

ペースはラップタイム見るとキツくはない。

ただ、ライトウォーリアに終始来られていた分もあるか。

7着ジュンライトボルト、10番枠から1角までに最内へ。

道中中団。テーオーケインズの後ろの位置。

砂被るのはあまりよくない馬だけに、いいのか?と。

そこまで嫌がっている素振りも見せていなかったが。

34角で勝ち馬が大外を上がっていくのとは対照的に

勝負所で内で動かず。

直線向いて6.7頭分目に出して追い出されるも伸びず。

下がってきたノットゥルノを僅かに交わしたのみ。

凡走の類。

8着ノットゥルノ、道中テーオーケインズの外で進める。

中団前。なんとか勝負所までは体裁を整える。

34角を4頭分目で周る。勝負圏内にはいた。

4角で勝ち馬に外から交わされ手応えも良くなく。

残り200で力尽きる。

武騎手「もしかしたら距離が長いのかも」と。

川崎記念の時も感じたが、気性的な問題もあるのでは?

あと、パサパサ過ぎるダートはよくないらしいし。

今日の大井は乾いていた。