悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【川崎】スパーキングレディーカップ・回顧

12.7-12.0-12.9-13.6-11.6-12.5-13.0-13.0(1.41.3)

前半4F 51.2 後半4F 50.1 上り3F 38.5 S~M

曇り・良 週中降雨なし

1着レディバグ、好発。

直近中央馬・ノーブルシルエットの逃げを外番手追走。

外から圧をかけてたのは34角で脱落するラインオブフェイト。

ペースも早くなかったのが幸いし、残り100辺りで先頭に。

外から2着馬が急追してきたが頭差凌いだ。

貯めて良さが出る馬だったし、最近はズブさも出ていたので

好発からの番手追走は意外な展開だった。

が、無理やり行ったわけでもない。

そもそも昨年、絶頂時のショウナンナデシコとこのレースで

僅差の2着。そのとき逃げたのはサルサディオーネ

それに比べれば、今年の方が楽な相手と展開だったか。

ただ、前に行くスタイル自体は今回ハマったけど、

基本、貯めて行ったほうがいいような気もするが・・・。

2着スピーディキック、9番枠大外。

その分もありコーナリングで、12角で後ろに下がる。

向正面で9頭中7番手追走。向正面半ば過ぎから上げていき

34角の勝負どころで内から行って直線入口で外に出す。

コーナリングロスを極力なくす周り方。これはよかった。

直線5頭分目くらいで追われて勝ち馬に迫るも、

首の上げ下げで惜敗。

内枠からスタートしていたら勝てていたかも・・と。

3着タガノクリステル、レディバグの真後ろで進める。

砂被りは微妙な馬だけど、おそらくガッツリ浴びていた。

直線でレディバグの外に出そうとしたが、

ゴール前ではレディバグの内に切り替えていた。

それでも伸び脚は2着馬とほぼ同等のものがあった。

速いダートが得意な馬だけに、この馬場での好走は収穫。

4着グランブリッジ、スタートで若干滑らす感じに。

その影響で1番枠から前に出られなかった。

川田騎手もそこで無理やりに行かす感じではなく、

そして、1600のペースで外から一気に群で来られてしまう。

それで一気に位置取りが後ろに。向正面では7.8番手。

最後方は笠松サイファリス。

実質の最後方と言っていいかもしれない。

並走の外スピーディKが上げて行ったときについて行けない。

58キロと初体験のレースパターン、ペースが影響した感じ。

それでも、34角からようやくエンジンがかかり始め、

34角を大外でぶん回し直線は8頭分目で追い込んでくる。

それなりに脚を使っていたし、今回は仕方ない負け。

1600も不向きというわけではなさそう。むしろ健闘の部類。

川田騎手は「斤量が響いた」と。

そうは言うけど、スタートが全てだったような気がする。

6着エナハツホ、1周目のホームストレッチで囲まれる。

若干リアクションはあり。揉まれ弱く砂被りもダメな馬。

12角で外に出せて向正面も外目5.6番手追走。

ストレスは受けない流れに持っていけていた。

34角で4頭分目と大回り気味。

直線は7頭分目に出されて追われるも、反応イマイチで。

小崎騎手「コーナーでスピードに乗りづらいところがあり

その分少し離されてしまった」と。

確かに見返してみると、34角で攻めきれてなかった。