悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【大井】ジャパンダートダービー・回顧

11.9-11.1-11.9-12.8-12.5-12.3-12.7-13.0-12.7-13.7(2.04.6)

前5F 60.2 後5F 64.4 H 曇・良 ※週中降雨なし。

上り3F 39.4 4F 52.1

1着ミックファイア、パドックでそれほどイレ込まず。

道中5番手追走。前は全て中央馬。初めてこういう位置で。

折り合いはついてた。外3頭分目で終始追走。

34角でまずはユティタムについていき、直線は3頭分目で。

残り200でユティタムは脱落。前を行くミトノオーに迫る。

残り50でミトノオーを捕えて力強く伸び南関3冠達成!

とにかく、今開催は内5頭分目までで前残りの馬場。

お膳立てされたかのような・・。

が、南関東(大井)所属馬がJDDを勝ったということが、

来年からJRA馬に門戸が開かれる南関クラシックにおいて

南関関係者への強い励みになり続けることは言うまでもない。

発表当時「今後、JRA馬に根こそぎ持って行かれる」との声も

あったが、これで「決して敵わないということはない」となった。

2着キリンジ、道中7番手。大外11番枠スタートも

ホームストレッチから向正面で最内に入れていたようにロスは少なく。

34角で前の勝ち馬を射程圏に入れつつ外2頭分目で周り直線は6頭分目。

直線で勝ち馬に次ぐ上りの脚、ゴール前で3着馬をクビ差交わす。

前走は園田の下原騎手が動かしたような感じだったが、

機動力は見せていた。今回は状態がとても良かったという話。

藤岡兄騎手は去年ハピで超下手糞に乗ったが、今年は上々。

3着ミトノオー、テーオーリガードとの兼ね合いが注目されていた。

が、逃げた。向正面で外番手のテーオーに来られることがあったが

ハナは譲らず。34角で完全に単騎。直線も後続を離し逃げ切るか?

という流れだったが、残り100手前で脚色が鈍った。

流石に前後半で4秒近く差のある速いペースは厳しかったか。

1角入口で行きたがっていたし。

武騎手「前半力んでかかってしまった」と。

始めて楽に行けなかった印象だったし、しかし健闘した。

4着ユティタム、テーオーリガードを見て3.4番手。

外を追走でストレスはないレース運び。

34角でミトノオーに差がついていて負かしに行こうと動く。

直線は2番手で迎えたが、残り200で勝ち馬に交わされた。

川田騎手「3コーナーから進んで行かなかったのは、

中間の暑さの影響があったかも知れません」と。

5着オーロイプラータ、スタート直後大きく躓く。

ゲートがいまいちなのは毎度なので、これで最後方。

それは定位置だったが、なにせ道中進みが悪い。

道中は鞍上の手も動きなんと4角まで最後方。

せめて地方の馬はパスして直線を迎えると思ったが。

そして34角は大外で周り、直線は9頭分目で追われる。

内5頭分までしか伸びない馬場で・・・。無理な話。

騎手のせいではないだろうし気性面の問題がありそう。

勝ち馬から1.6秒差の5着。4着からはコンマ3差。

力は間違いなくあるのだろうが要はハマるかという話。

スタートをまともに切っていたとしても果たして……。

6着ゴライコウ、スタート直後から1角までで最内に。

勝ち馬と同列の6番手追走。

向正面でキリンジに外から交わされたときに鞭が入る。

34角も最内で周り直線は5頭分目で追われる。

伸び脚は目立たず。そつなく無駄なく周ってきた印象。

9着オマツリオトコ、最内3番手で進める。

外にはユティタムという並び。

向正面で若干持って行かれてる場面有り。

34角も最内で周る。直線は伸び脚なく失速。

勝ち馬から3秒差。大井の2頭(7.8着)にも先着された。

大敗の部類。

11着テーオーリガード、ハナには行かなかった。

行けなかったという表現がいいか。

ミトノオーの外番手。向正面で半馬身差に詰める場面も。

それでも34角で差が開いてそのまま失速し・・最下位。

それだけミトノオーの作ったペースは厳しかったか。

イレ込みは我慢できていた。

成績を振り返ってもハナを奪わないとダメな馬っぽいし。

ブービーのライズゾーン(川崎)から7馬身差。

勝ち馬から4.8秒差。負けすぎ。。。