悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【大井】東京盃・回顧

11.9-10.7-11.6-12.0-11.3-12.5(1.10.0)レコード H

水が浮く不良 前半3F 34.2 後半3F 35.8 4F  47.4 

1着ドンフランキー、向正面2F通過でハナに立つ。

内のギシギシが好スタートでこの馬の出方を伺っていた。

レコードが出る馬場で、テンの3F34.2は特別速くはない。

このコースの交流重賞では、33秒台も出るから。

34角~直線入口で内に進路を取ったジャスティンにハナを奪われた。

直線は5頭分で、ジャスティンは残り200で交わす。

後続からは2着馬が差を詰めてきたが、

抜かれる気配はない。8枠12番枠からでも完勝。

2着リュウノユキナ、最内枠。

向正面で案外馬群がばらけた。5.6番手追走。

外3頭分目に位置を取り、34角を3頭分目。

34角半ばから進出して勝ち馬めがけて追っていく。

直線は6頭分目。

しかし勝ち馬にこの時計で走られるとこの敗戦は仕方ない。

衰えを見せず走っている。1馬身差。

3着ジャスティン、パドックで若干イレ込みはあり。

向正面先行していたが、半ばでインに進路を切り替えた。

34角でドンフランキーのイン(最内)に入り込み、

コーナリングを活かして4角手前~出口ではハナに立つ。

残り200まで粘っていたが、上2頭に交わされた。

状態が絶好と伝えられていたし輸送もないのが好要因。

南関同士なら十分頭を獲れる。

4着ギシギシ、好スタート。いい時の行きっぷり。

最初はハナを切るも、ドンフランキーの出方を伺う感じ。

2F通過時あたりでハナを譲り、引いて外に持ち出す。

ドンフランキーの外ピッタリ番手で追走するも、

4角の勝負所で遅れをとってしまう。

そこを内から2着馬に出し抜けされた。

直線は伸び脚もうひとつでタレた3着馬に半馬身差。

近走は差しの競馬に徹してきただけに意外な運び。

それでも十分やれている。

3着馬とこの馬はJBCに出ても勝負圏内だろう。

6着ヘリオス、行き脚つかず、道中中団。

リュウノユキナより後ろ。外々を追走。

34角を4頭分目(外目)で周る。直線は9頭分目。

直線もバテているわけではないが、伸びもない。

勝ち馬から1.1秒差。

久々の1200、流れに乗れなかったというのはある。

頑張らない馬だけに、まあ、そうだよなという結果。

9着ケイアイドリー、先行はできた。

勝ち馬の後ろで進める。泥は大して被らず進めていた。

内2頭分目で周る。34角で手応えが悪くなる。

2着馬に外から被され、直線向いて失速。

勝ち馬から2.3秒差。

藤岡康太騎手

「休み明けは動き切れないところのある馬です」。

11着オマツリオトコ、行き脚付かず後方3番手。

終始外々を周り直線も外で見せ場なし。

下は中央障害→南関移籍のショウナンバルディ、

あと金沢の馬。勝ち馬から2.6秒差。

負けすぎ。実質最下位みたいなもん。

敗因は馬場なのか、1200のペースなのか・・・。