悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【大井】東京大賞典・回顧【外れ】

前5F64・9 後5F62・0 S。

1着オメガパフューム、道中先団。外で追走。ダノンファラオをマーク。

34角は4頭分目で周り、直線は6頭分目。先に抜け出した2着馬と

追い比べ。2着馬は粘ったが貫禄のちょい抜け出し。

デムーロ騎手「早めに先頭に立ったら物見するから難しい展開」。

2着カジノフォンテン、ワークアンドラブから少し離れた2番手。

34角は2頭分目。4角でダノンファラオに詰められたが、

そこから二の脚を使って直線はオメガと併せる形で最後まで粘る。

前走は展開に恵まれたが、今回もペース的に恵まれた面はあった。

それでも強さは認めないといけない。

臆病な馬だが、あの展開でも頑張り切れたのだから。

3着ウェスタールンド、向正面残り1000までは後方3番手。

そこから一気に上げていく。34角は5頭分目。

4角では前にオメガを射程圏。直線は7頭分目。

勝ち馬を追うも差は詰まらなかった。それでも真面目に走った。

4着ヒストリーメイカー、スタート直後1歩目で躓く。影響は少なく。

道中中団。終始イン。直線は3頭分目。追い出され伸び脚あり。

最後は惜しい4着。勝ち馬とコンマ1差。

11番人気とは随分見縊られたもんだ。

6着テーオーケインズ、道中オメガの内で並走。4角で少し反応遅れる。

直線は5頭分目。前が詰り外から蓋され進路に窮ずる。

脚勢が削がれるまではいかないが、若干もったいなかった。

進路を内に求め、勝ち馬からコンマ2差。6着とはいえ好レース。

7着ハナズレジェンド、パドックではややカリカリしていた。

道中後方。向正面ではウェスターが動いて

有力どころでは最後方となる。終始インで周る。

直線で前が開かないと見て、一気に外6頭分目に持ち出す。

伸び脚は見せたが流石に位置が後ろ過ぎたか。それでもコンマ3差。

8着デルマルーヴル、道中は中団後方。ハナズの一列前にいた。

34角は2頭分目。直線は9頭分目に出した。

ハナズとの差は直線で出した位置取りだろう。まあ、こんなもん。

9着モジアナフレイバー、道中最内で先行。ダノンファラオと同列。

34角で少し反応が悪いような。直線は2頭分目。伸び脚がなく。

繁田騎手「走りっぷりが悪かった。南部杯の疲れが抜けきってないかも」。

やっぱりか。。。立て直した方がいいと思うが。

11着ノンコノユメ、中団。最内で進める。直線も最内。

インに拘った騎乗だったが伸び脚はなく。流石に衰えもあるか。

12着ダノンファラオ、パドックでは落ち着きあり。

道中3番手。カジノを右前に見ながら。

34角でカジノを捕えに行く。もう後ろにオメガが迫っていた。

直線に向いてカジノを捕えられないうちに、オメガに交わされる。

そのまま反応悪く失速。

自分の型にならないとダメっぽい。これがこの馬の「脆さ」だ。