6月から競馬業界的には新年度。
3歳馬が古馬に混ざって走るようになりました。
ここで対象にしているのは「2勝クラス以上」の全レース。
2勝クラス以上は全て一括りにしています。
3勝クラス、オープンと分けて分析はしていません。
ハンデ戦・別定戦・定量戦、全て一緒にして最終的に数字を出します。
6月、2勝クラス以上の3歳馬の成績は以下【1着.2着.3着.着外】で表記。
別定・定量=11.6.4.31 ハンデ戦=3.0.1.5 トータル=14.6.5.36(全61頭)
勝率0.230 連対率0.328 複勝率0.410
この時期3歳馬が馬券内に入ると「今年の3歳馬は強い」と言われがち。
これは去年も書いてますが、数頭の好走例を見た印象で語ってしまうという。
大事なのは「ちゃんとした数字の裏付け」ですよ。
このデータを採って4年目になるんですが、今年はというと・・・
去年ほどではないな・・・と。出走頭数が去年よりも少々多いですが。
去年(6月)は・・・
別定・定量=10.6.5.11 ハンデ戦=4.2.2.6 トータル=14.8.7.17(全46頭)
勝率0.304 連対率0.478 複勝率0.630
去年はこの時期で「今年の3歳馬相当強いかもな」と確信しました。
過去2年と比べると数字上の違和感が凄かったんです。
勝率、連対率、複勝率どれも前年比で倍違う。。。というね。
ちなみに一昨年(6月)は・・・
別定・定量=4.3.4.20 ハンデ戦=2.1.0.8 トータル=6.4.4.28(全42頭)
勝率0.142 連対率0.238 複勝率0.333 でした。
あくまで3歳6月の成績だけ切り取って序列をつけると
現4歳世代>現3歳世代>現5歳世代という感じですね。
次は1勝クラスの勝率を見てみましょう。
これは1勝クラス1レースにおいて3歳馬が勝つ確率です。
6月の勝率0.761。(全67レース 3歳馬の勝利=51)
これも、去年、一昨年を比較してみましょう。
去年は勝率0.716。(全67レース 3歳馬の勝利=48)
一昨年は勝率0.776。(全67レース 3歳馬の勝利=52)
1勝クラスは3年間施行レース数も同じなので比較しやすい。
月間でこのくらいの勝鞍数の差はあまり気にすることではない。
果たして今年の3歳馬は今後どんな数字を残すのか。
世代間の強弱を見極めたい方は、毎月定期分析しますので
お楽しみに。