悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【船橋】かしわ記念・回顧

12.2-12.0-12.5-12.8-12.3-12.1-12.9-12.5 (1.39.3)

晴れ・良

上り3F 37.5 上り4F 49.8 前半4F 49.5 M

1着メイショウハリオ、左周りはイマイチという話も過去

あったが、2ターンで勝ったのだから以後問題なしだろう。

先行集団10頭と後方3頭という交流特有の分断競馬。

その先行集団の最後方から進める。

向正面の3角手前あたりで早めに外から仕掛けて行く。

34角を大外5・6頭分目でぶん回す強引なコーナリングも、

捲り切って、先に先頭に立っていたハヤブサに迫る。

先頭に立ってから浜中騎手いわく「気を抜いた」と。

それでも、間(内)からタガノが来たことで伸び返す。

実力では最右翼だったので終わってみればという結果。

深いサラサラした砂は1600以上に良績あるといいのか?

2着タガノビューティー、メイショウハリオの1列前で。

メイショウが外から仕掛けた時に併せて34角で上がっていく。

34角をいたままの位置でコーナリングしてロスはない。

4角で前のイグナイターを内からパス。

ここで勝ち馬より有利な周り方だったが、外の勝ち馬の

脚色がいい。内から勝ち馬に併せ最後まで食い下がった。

船橋の砂、2ターン、を克服しての2着なら大健闘のクビ差。

石橋騎手「ブリンカーを着けて思ったような位置を取れる

ようになった」と。

3着ハヤブサナンデクン、3番手外で進める。

前はヴァレーデラルナとカジノフォンテン。

そこまで速いペースではなかったし問題ない位置。

34角で外からイグナイターが詰めてきて上げていく。

3・4頭分目で周り4角出口で先頭。直線は3頭分目で進める。

そのままゴール前まで粘るが、ゴール20前で1・2着馬に

交わされてしまった。

この馬も1600以上で良績を残していた馬。

4着シャマル、4番手の最内。砂は被っていたと思うが、

適度に前と距離があるようなポケットで進めていた。

34角で各馬が上がって行こうとした際、反応イマイチ。

最内の深さか、揉まれ弱い、砂を被りたくない、慎重・・

という性格が出たのか、そもそも外に出すスペースは

なかったが、川田騎手は迷わず34角~直線も最内で入り

直線は若干外に出して2頭分目で追う。

直線ではコーナリングで作った分の見せ場が一瞬だけ。

脚色は外の上位3頭に見劣っていた。

1600克服は軽い盛岡の砂だったことを考えると、

※特に盛岡は時計も速いし1200の馬でも残る。

中京1800善戦もあるが、中央の砂だし・・・。

船橋の1600は少し酷だったのかもしれない。

5着ソリストサンダー、松山騎手に乗り替わり。

6番手で進める。向正面で内に入れていた。

あまり砂を被りたくないタイプのはずだが。。

34角を最内で周るも反応が悪い。ズブさか。

どの馬よりも仕掛けどころで一拍二拍遅れていた。

直線はシャマルの後ろから最内。ラチ沿い。

それなりに脚を使っているが、ロスなく乗っての

5着という感じ。いつもの善戦。

7着イグナイター、笹川騎手が追い切りに乗った。

わざわざそんなことするくらい勝負はかけていたはず。

先行集団5番手外で追走。34角を4頭分目で周る。

前のハヤブサに迫るも、4角出口で内から2着馬に

外から勝ち馬に意外とあっさり交わされる。

砂質とか周りの問題ではないような感じ。

田中騎手じゃないとファイトしないのだろうか。

それとも去年の春がピークだったのか・・・。

8着ヴァレーデラルナ、パドックでは落ち着きあり。

逃げた。いいペースで逃げていた。

34角で各馬仕掛けてきたが直線向くまでは堪えた。

直線で流石に脚色が衰えた。

一線級の牡馬を相手に逃げると、まあ仕方ないだろう。

ショウナンナデシコのように勝ち切っているレベルで

勝負になるか、ということなんだろう。