悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【浦和】浦和記念・回顧

12.5-10.7-12.0-12.2-13.1-13.6-13.4-12.1-13.2-13.5(2.06.3)

上り3F 38.8 上り4F 52.2 

前半5F 60.5 後半5F 65.8 H 雨・水が浮く不良

1着クリノドラゴン、後ろには愛知の馬と金沢の馬。

後方3番手から進める。

前走もそうだったが、マイペースに徹するスタイル。

2周目向正面から上げて行って外々を周りつつ進出。

4角で3番手、直線で逃げたアイオライトを交わした。

ゴール前は手綱を抑える余裕。

パサパサダートがいい馬で、この馬場と

浦和のコースに適応できたのが大きい。

そして、なんと言ってもハイペースで展開が向いた。

2着ラーゴム、先行した3頭とは間がある中団で進める。

2周目の向正面半ばで騎手の手が激しく動き進出。

34角で2番手に上がる。4角で外から勝ち馬に被される。

直線逃げたアイオライトをゴール前で僅かに交わした。

交流重賞で続けて好走。地味ながら今後に期待。

3着アイオライト、逃げた。ゴール前で2着馬に交わされた。

とにかく前後半でラップの差が5.3秒というハイペース。

それでいてここまで逃げ粘ったのは、

馬場が味方したとはいえ高く評価できる。

着いて行ったランリョウオーは大差負け。

同じく着いて行ったエルデュクラージュも2.3秒差負け。

揉まれずに走れたのも良かったんだろう。

5着ケイアイパープル、スタートが悪かった。

それでポジションが後ろ目に。道中中団で進める。

砂を極力被らない揉まれない位置で進めていたが、

2周目の向正面で各馬スパートする際に、

前に馬が殺到しているような状況に。これはマイナス。

そこから位置を上げて行けることができなかった。

これがいつもと違うかたちでダメだった。

右回りのほうが走りがいい馬だけに、

こういう小回りの左回りというのも微妙だったか。

とはいえ、やはり今回はスタートに尽きる。

6着タイセイドレフォン、前に先行する3頭を見て。

2周目の向正面半ばから3角にかけて勝負所で

2着馬、勝ち馬に交わされていく。

この時点で勝負あり。勝ち馬から2秒差。

C.デムーロ騎手、浦和のこのペースは難しかったか。