悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【川崎】エンプレス杯・回顧

6.7-11.5-13.3-13.3-12.9-13.4-13.6-12.3-13.2-12.7-12.8(2.15.7)M~S

上り4F 51.0 3F 38.7 良

1着ショウナンナデシコ、スタートしてすぐに行きたがる感じ。

最初の3角前で落ち着いていた。右前にクリノフラッシュを見て内。

終始3番手の内で進む。前走今回と内々で競馬できている。

34角でレーヌに先に踏まれたときに遅れたかと思ったが、

コーナリングワークで直線では同列に。

逃げるサルサの内が開いて、こじ開けて一瞬で抜け出した。

今回で信頼できる馬になった。瞬発力と器用さが目立つ。

ただ、外々で周ると折り合い的に大丈夫だろうかという点はある。

2着サルサディオーネ、いつものように逃げた。

4角出口でレーヌに並ばれようかという感じだったが、

脚色はまだ大丈夫だった。

が、内から一瞬で勝ち馬に抜かされる。

そこから粘って2着に流れ込んだ。

前残りの馬場というのも有利になったんだろう。

去年も矢野騎手は「この距離だと力んで最後甘くなる」との話。

今回も「最初のスタンド前で力んでしまった」と。

それでもこの距離で2年連続2着はよく走っている。8歳だし。

3着レーヌブランシュ、出遅れた。最初の34角では後方。

ホームストレッチで一気に上がって行った。12角ではもう好位。

2周目の3角で仕掛けて行って、勝ち馬よりも早く動いていた。

4角では逃げるサルサを捕えようかという位置に。

ただ、前半で脚を使った分か、そこからは伸びきれず。

それでもスタートで後手を踏んだ分を考えれば大善戦。

かなり荒いレースだったように思う。

川田騎手のミスではなく、やはりゲートの課題が。。。

4着クリノフラッシュ、すっと番手をとれた。

終始2番手で進み、2周目の4角までいい感じで進める。

外から一気にレーヌブランシュに被されて交わされた。

それでもそこから大きくバテるわけでもなく。

ただ、3馬身差はついた。これは力量の差。

初の交流重賞、地方の砂だったし健闘だろう。

パドックでは落ち着いていた。

福永騎手「少し距離が長いかな。理想的なレースはできた」。

5着プリティーチャンス、道中6・7番手。外々で進める。

34角で上げて行こうとするも、前との差が詰らない。

そのまま流れ込んでおしまい。

今日の馬場は後ろからではしんどい。

中団あたりだったが、それでもダメだったということ。

岩田騎手「この距離くらいが限界。小回りはあまりよくない」。

船橋と違いがあるし、計3回周るのは向いていないのか。

6着ウェルドーン、ホームストレッチから内に入れて中団。

終始内々で周ってきたが、どこかで脚を使った感じもなく。

中央馬では最下位。

武騎手「狭いところでは気を使って走っていた」と。

外目で競馬していれば違ったかもしれない。

気持ちが問題の馬だし。

7着ダイアナブライト、スタートが良く好位を取れてしまった。

ホームストレッチでは外4番手。

レーヌに交わされて5番手になったが、それでも前目な印象。

34角の勝負所で後退してしまった。

外を周るのはよかったが、位置を取り過ぎてしまったのでは?

かと言って後ろから行っても勝負にならない馬場だったし。

次走以降、改めて期待。

8着メモリーコウ、中団。有力馬たちの中では最後方。

終始内々で進める。これがこの馬にはよくないのに。

34角で外に出し、直線は外から追い込むも・・・。

馬場も枠も厳しいし、この着順も仕方ない。

ただ、南関同士で条件が合えば好走はするだろう。