ここで対象にしているのは「2勝クラス以上」の全レースです。
2勝クラス以上は全て一括りにしています。
3勝クラス、オープンと分けて分析はしていません。
ハンデ戦・別定戦・定量戦、全て一緒にして最終的に数字を出します。
11月、2勝クラス以上の3歳馬の成績は以下【1着.2着.3着.着外】で表記。
別定・定量＝28.23.16.125 ハンデ戦＝5.5.6.24 トータル＝33.28.22.149（全232頭）
勝率0.142 連対率0.263 複勝率0.358
ちなみに前月（10月）は・・・
別定・定量＝28.21.18.104 ハンデ戦＝4.2.1.19 トータル＝32.23.19.123（全197頭）
勝率0.162 連対率0.279 複勝率0.376
先月は全体的に良化しましたが、今月は再びダウン。
総数が前月比で40頭ほど増えてるのもあるでしょうか。
では、去年との比較ではどうか。
以下、去年の11月のデータです。
別定・定量＝36.21.16.110 ハンデ戦＝5.3.5.22 トータル＝41.24.22.132（全219頭）
勝率0.187 連対率0.297 複勝率0.397
去年との比較、先月はそんなに差がなかったけど
今月はそこそこ差ができました。
では、世代アベレージをトータルで見るとどうか？
以下は今年6月～11月のトータルです。
別定・定量＝120.84.70.410 ハンデ戦＝16.10.10.80 トータル＝136.94.80.490（全800頭）
勝率0.170 連対率0.288 複勝率0.388
そして、以下は去年6月～11月のトータルです。
別定・定量＝128.83.59.364 ハンデ戦＝22.15.17.74 トータル＝150.98.76.438（全762頭）
勝率0.197 連対率0.325 複勝率0.425
11月の数字が全体に影響して、今年のトータル数字が悪化。
やっぱり現4歳世代は強かったんだな・・・と。
ちなみに、おおまかに「世代別の強さ」はこのイメージ。
現4歳世代＞＞＞現3歳世代＞現5歳世代＞現6歳世代 という序列。
ただ、現3歳世代の数字と現5歳世代が3歳時に出していた数字が
だんだん近くなってきました。
次は1勝クラスの勝率を見てみましょう。
これは1勝クラス1レースにおいて3歳馬が勝つ確率です。
11月の勝率0.717。（全60レース 3歳馬の勝利＝43）
10月の勝率0.747。（全83レース 3歳馬の勝利＝62）
9月の勝率0.767。（全73レース 3歳馬の勝利＝56）
極端な落ち込みはなく若干のダウン。
ちなみに去年の11月は・・・
勝率0.712（全59レース 3歳馬の勝利＝42）でした。
去年も今年もほぼ同じ数字。1頭分の差しかないですから。
では、今年6月～11月のトータルは・・・
勝率0.744（全429レース 3歳馬の勝利＝319）
トータル勝率は前月から若干のアップ。
で、去年6月～11月のトータルを見ると・・
勝率0.737（全429レース 3歳馬の勝利＝316）
1勝クラスの勝率は今年の数字が若干上回っています。
蛇足ですが当記事執筆日にはジャパンカップがありました。
1着＝4歳 2着＝3歳 3着＝4歳 4着＝4歳 5着＝5歳
という結果でした。
まあ、イクイノックス、リバティアイランド・・・
不世出の名馬を持ち出し、それは個体の話では？
というのは重々承知も、とはいえ現4歳世代は強いんでしょ。
