悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【最新!】東スポ調教採点活用法【馬券術】

あけましておめでとうございます。

本年も当ブログを宜しくお願い致します。


あのですね、最初に書いておきます。東スポ買ったほうがいいですよ。

んで、できれば東スポを買った上で以下を読んで欲しいんですが…。

ということで、年1回のご報告。

最新の「東京スポーツ 調教採点活用法」を。

例によって、わたしが2勝クラス以上の馬券しか買わないため、

2勝クラス以上と2・3歳オープン戦に限りデータを集めていまして、

それの2020年はどうだったか? を記したいと思います。

新馬・未勝利・1勝クラス・障害はデータに含んでいません。

自己都合なデータ分析であることをご理解下さい。

わたしが、東スポ調教採点でデータを採っているのは「8」と「5」。

「8」は当然高評価、「5」は低評価となります。

関西の調教担当班は「8」を土日各1頭は挙げるんですが、

関東の調教担当者はめったに「8」を出してこないです。

見る目がないのか、自信がないのか、「8」という概念がないのか。

「5」に関しては関東も出しますが、関西の方が総数が多い。

関西の調教採点の方がメリハリがある印象です。

では数字を。

2019「8」 勝率 0.195 連対率 0.337 複勝率 0.467

2020「8」 勝率 0.226 連対率 0.381 複勝率 0.464

複勝率に関しては、19年・20年と差はありません。

勝率、連対率は20年の方がだいぶいいですね。

ただ、20年は上半期と下半期で大きく数字が違うんです。

上半期「8」 勝率 0.279 連対率 0.418 複勝率 0.511

下半期「8」 勝率 0.170 連対率 0.341 複勝率 0.415

一目瞭然で下半期は精度が悪い。上半期の数字に助けられた感。

何があったんでしょうか。

内部のことはよくわかりませんが、担当者が変わったとか?

まあ、採点は「人の目」ですからブレもあるでしょうが。

ちなみに「東スポ生競馬」のツイッターで知ったのですが、

栗東坂路は清水記者、ウッドは岡崎記者が担当だそうです。

機会があったら担当者について直接質問しようかと思います。

一方の「5」は・・・

2019「5」 勝率 0.019 連対率 0.046 複勝率 0.071

2020「5」 勝率 0.018 連対率 0.040 複勝率 0.076

ほぼほぼ前年と精度は変わらず。

20年の「5」に関しては細かく記しませんが、

上半期より下半期のほうが若干精度が上がっていました。

精度でいうと「8」と逆ですね。

馬券を買う際「5」は切る対象でいいと思います。

馬券にまったく絡まないわけじゃないので、来たら諦める!

というスタンスでいいか、と。

だって、100頭いて3着内に来るのは7頭ですからね。

コスパ考えたら、さっさと切るほうが楽。資金的にも。

さらに、これとは別にデータを採っているものがあります。

それは、G1レースにおける採点「6」の成績です。

G1レースの「6」は平時に比べると低評価扱いになります。

このデータを採り始めたのは、19年の秋からです。

今年のG1レースにおける「6」の成績は以下。

1着0 2着3 3着10 4着以下160(総数173)

勝率0.000 2着内率0.017 3着内率0.075

ちなみに、19年秋からのトータルで見ると・・・

1着0 2着5 3着12 4着以下250(総数267)

勝率0.000 2着内率0.018 3着内率0.064

はっきり言えるのは「6」のアタマはないということ。

1頭も勝ってません。

「6」の単勝、頭で買うなら募金したほうが有意義。

2着にしても、昨年全24レース中、来たのは3回だけ。

まず、基本は「7」以上で馬券を考えるのが良策かと。

そして、G1における「8」は20年は8頭中5頭が3着内に。

19年秋から見ると、12頭中6頭が3着内に来ています。

2回に1回は馬券になるし、2回に1回は馬券にならない。

これは、個人の捉え方によりますが、

わたしは上記の「8」のデータの数字より良い数字となるため

G1の「8」は「激アツ」として捉えています。

以上が「最新! 東スポ調教採点活用法」でございます。

これを機に、皆さんも東スポを買ってみてはいかがでしょうか?

なんといっても東スポには「街頭淫タビュー」もありますから!

実は、データ集めると「女子にはバックは不評」みたいですよ。

けっこうな確率でみんな言ってる。・・・なんのこっちゃ。