悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【門別】北海道スプリントカップ・回顧【外れ】

前3F34・6 後3F37・7 H

1着ヒロシゲゴールド、アザワクとダノンチャンスは先に行かせる。

3番手追走で4角で前のアザワクを捕えに行く。

この時に外からは来ていない。

直線で外からリュウノユキナに迫られるが、余力がありそのまま凌いだ。

2着馬に寄られるとゴール前でグイっとひと伸びした。

何より4角まで被されなかったのが大きい。枠も良かった。

2着リュウノユキナ、最内で3角入口までは勝ち馬とほぼ同じ並びにいた。

34角で勝ち馬が先に行き、それを一歩引いて外から捉えられる位置に。

直線は勝ち馬を目掛けて外から追い込んだが、勝ち馬が予想以上に粘った。

決して悪い競馬をしているわけではないが。

3着スマートアルタイル、出遅れる。3角で後方2番手。

それでもコーナーを小さく周ってきて直線は5頭分目くらいから

脚を伸ばしてきた。

上り35・9は2位。1位は6着のジャスパーシャイン。

8着サンライズカラマ、道中中団。外々を周っきた。

直線は外目。伸び脚なく。見どころなし。

7着のアザワクから2馬身差。

【定期】5月の4歳馬成績【分析】

ダービーいいレースでしたね。

ここでガッツリ予想を書くことは今後もしないかもしれません。

ダービーは3連複(8,800円)的中しました。

捏造はしませんので、ツイッターで確認してください。

twitter.com

今後も気が向いたらツイッターで買い目を発表するかも。

気になる方はツイッターをご覧ください。

定期の「4歳馬の成績分析」です。

対象にしているのは「2勝クラス以上」の全レース。

2勝クラス以上は全てひとくくりにしています。

3勝クラス、オープンと分けて分析はしていません。

ハンデ戦・別定戦・定量戦、全て一緒にしてます。

5月、2勝クラス以上の4歳馬のアベレージは以下

勝率0.100 連対率0.207 複勝率0.310

先月は

勝率0.140 連対率0.237 複勝率0.312 でした。

出走頭数は2月272 3月286 4月308 5月420。

今月は開催日数が多かったのもありますが、出走頭数が一気に増加。

アベレージ的には先月より下げました。

そして、1勝クラスの勝率を見てみましょう。

これは1勝クラス1レースにおいて4歳馬が勝つ確率です。

今月の勝率は0.797。

先月の勝率は0.780。

先月に続きハイアベレージでした。

レース数は先月は50。今月は59。

4歳馬の勝利は2月50、3月36、4月39、5月47。

6月からはクラス再編になります。

そもそも世代の強弱が知りたくて始めたこのデータ採り。

なので、前月比というよりも前年比が今後測れるので

この記事を書く意義が出てくるかもしれません。

早速、安田記念にはシュネルマイスターの登録があります。

G1で、いきなり3歳馬が古馬とぶつかるのは注目ですね。

個人的には厳しいと思っていますが・・・。

また、前年のデータを見ると、6月のハンデ戦は3歳は苦戦傾向です。

好走例は現オープンのメイショウテンスイが、

7月頭に3勝クラスを勝っただけでした。

ちなみに、7月も3歳馬はハンデ戦で苦戦してました。

なので、6月のハンデ戦は3歳馬を疑ってもいいかもしれません。

ただ、もしかしたら、JRAのハンデキャッパーが去年を反省して

3歳馬に甘くハンデを付けてくるかも?

現3歳世代が来週からどんな成績を残すのか、楽しみです。

【note】北海道スプリントカップ・予想【外れ】

こんなの書いてました。はずれた・・・。

【中央馬の悪癖】

リュウノユキナ、今年新春に完全真面目化、オドオドする面が消えた、怯む面も消えた、ブリンカー効果あり、気性難、集中力に課題残(?)、他馬を気にする面は消えた。

スマートアルタイル、急かすと嫌がる、右回り〇、ブレーキをかける、気性難、フワっとする、ソラを使う、止める、ゲート不安。

サンライズカラマ、長距離だと集中力を欠く、気性難、折り合い不安、ゲート不安。

ヒロシゲゴールド、不良馬場の音×、気を抜く面はブリンカーで解消、集中力の課題は消えた(?)、音に敏感、揉まれ弱い、砂被りダメ、繊細、被されると脆い。

※おまけ スマートアヴァロン、他馬を気にする、速いダートダメ。

【見解】

門別は砂質が変わったらしく時計が速い。天気はレース中にパラパラ雨が降るかどうかという予報。そこまで砂が締まるとは思えないが、それでもそこそこの時計が求められるレースにはなりそうだ。

本命は不動のリュウノユキナ。前走の勝ちっぷりは着差以上。完全に本格化した今なら、この面子では一枚二枚抜けている。最内枠も精神的にいまは全く問題ない。手練れの柴田善臣騎手なら大丈夫だろう。

相手が難しい。北海道の馬でも2着3着はあってもおかしくないが、スマートアルタイルは展開も向きそうだし、気性面の難しさを出さずまともに走れば相手最右翼。ただ、癖がある馬だから、テン乗りの松山騎手がハマるかどうか。

サンライズカラマはひと息入った分、まだ完調手前かもという陣営のコメントあり。

ヒロシゲゴールドは実績的には十分足りる。外枠は大歓迎。アザワク、ダノンチャンスが前に行きたいクチだが、外から行けるならハナを譲っても大丈夫だろう。要は4角で外から来られなければいい。ただ、太めという話もあり、この馬も完調ではないのか。

北海道の馬になったスマートアヴァロンは、悪癖的には他馬を気にする程度。速いダートが苦手なクチも、それでも中央時代はそれなりに結果を出していた。中央オープンの好走歴を考えれば地元の馬ではこれが一番だろう。地元戦をひと叩きされて十分圏内はある。

そのスマートアヴァロンと前走で接戦の道営スプリント勝ち馬・ジャスパーシャインまでで組み立てる。

【買い目】

馬単①ー④⑥⑩⑪⑭ こっちで勝負。

3連単①ー④⑥⑩⑪⑭ ①の頭でフォーメーション(20点)小銭で。

【雑談】木村花 追悼興行「またね」に行ってきた話

去年5月23日に自殺してしまった、女子プロレスラー木村花さんの話です。

競馬の話じゃなくてごめんなさいね。

敬称略で書きます。長いです。すみません。

23日の日曜日、競馬のオークスよりもこっちということで行きました。

あれから1年。命日にようやく追悼興行が行われました。

お母さんの響子さんが、彼女の死の直後すかさず追悼興行の話をしてきた

スターダム(彼女が所属していた団体)に不信感を抱いたという記事を

何かで読んだ記憶もあり、本来ならスターダムで追悼興行が行われても

おかしくなかったけど、スターダムではやらず昨日に至ったという経緯。

響子さんは、諸々の対応が良くなかったとされる団体と親会社のブシロード

に対し距離を置いていたそうですが、ツイッターではその後に和解を表明。

響子さん自身をも育ててくれた団体・後輩を今後も応援していく、と。

で、今回は響子さんの自主興行(手作り)になったわけです。

木村花にゆかりのある選手たちがリングに揃うというコンセプトでした。

大御所で言うと、スペル・デルフィン新崎人生葛西純・・・

引退して当日限定復帰した元・スターダムの花月&葉月などなど。

本当に挙げられないほど、たくさん。

スターダムからは、なつぽい、朱里、小波の参戦もあり、

デス山さんこと米山香織も(ユニットメイト。スターダム所属ではないが)、

仲良しだったジャングル叫女は今は怪我でプロレスができる体ではないものの

挨拶と10カウントゴングを鳴らしにやってきた。

これは、スターダムの姿勢・気持ちと見ましたよ。

これがなかったら、マジで二度とスターダムは観ないと決めていた。

同日、スターダムは甲府で興行があったが、選手を派遣したということは

そういうことでしょう。

団体の長である、ロッシー小川プロデューサーをはじめ、

スターダムの選手はSNSやリングでそれぞれ偲んでいたし。

団体なりの追悼の意を場所は違えど、ちゃんとあらわした。

ひとつだけ気になったのは、試合後のセレモニー終盤で流れたVTR。

レジェンドレスラー、海外のレスラーたちが「またね」とひとこと言って

それがどんどん繋がっていく構成だったのだが、そこにスターダムの選手が

一人もいなかった点。・・・まあ、きっとなにか事情があったのだろう。

なんにせよ、このコロナ禍で無事に行われたのだ。

たくさんのレスラー、関係者、たくさんのお客さん、たくさんの拍手。

彼女が愛されていたことを皆改めて思った素敵な空間・時間だった。

それは天国の彼女にも届いたのではないだろうか。

と、まあ、偉そうに言うけど、わたしは彼女の超ファンというわけでは

なかった。以下に去年書いたものを置いておきます。

akuheki.hatenablog.com

どうしても、ここに行きたかったのは、彼女にお礼を表したかったのと

懺悔というか「ごめんね」と伝えたかった。

上の記事で書いたように、わたしがスターダムにハマったのは、

コロナ禍で無観客配信を見て、その後に木村花とジュリアの抗争を見て

一気にハマったから。

ここでハマらなかったら、中野たむもスターライトキッドもあの選手も

この選手も知ることはなかっただろう。

日々の生活に楽しみが増えた。

先日の武道館大会はPPVで観たけど本当に感動した。お世辞抜きに最高だった。

この楽しみをまず最初に与えてくれたのは木村花(とジュリア)だったから。

その意味での「ありがとう」。

そして、わたしは彼女が誹謗中傷被害を受けていることを知らなかったのだ。

ファン歴が浅いゆえ。

もっと前に彼女を知っていれば、ひどい言葉の何倍もいい言葉を送るなり

しただろうし、それらを書く人に何かアクションできなかったか、と。

いや、近しい人が彼女の自殺を止められなかったのだから、

こんなのは思い上がりかもしれないが、わたしやファンがもっとアクション

していたら、もしかしたら、なんとかなっていたんじゃないか?

・・・という気持ちがあれから、ずっとある。今も。

その思いが強いからか、大げさではなく夢に彼女が出てくるまでになった。

そういう意味での「ごめんね」と。

試合の中身は詳しい人が書くだろうし、わたしが書いたところでというのも

あるから書かないでおく。

引退した選手とは思えない花月選手の動き、可愛いなつぽいの華やかさ、

モノが違う朱里のキックの音、小波VS朱里がここでも観られるとは・・とかね。

トーキョーサイバースクワッドの「イエッサー」とか。

初めて彼女たちの姿を生で見られて良かった。

それよりも響子さんが、お客さんの入場から、リングの消毒、

入場選手のエスコート、など裏方として動きまくっていたのが印象的だった。

追悼の10カウントゴングと追悼VTR(子供時代から亡くなる直前までをまとめた)

では涙が出ました。号泣じゃないよ。つい、ポロっとね。

会場を出る時に、モニターに大映しにされた笑顔の彼女を見ながら

スターダムの気持ちも伝わったし、ひとつ気持ちに区切りがついたから、

これからはスターダムを観に行ったりするよ。またね。

と、心のなかで言って後楽園ホールを後にしました。

ここから、ちょっと文章のテイストが変わります。

帰り道。

思うのは「テラスハウス」のことだった。

わたしはテレビ業界でも仕事をしていたので、

彼ら業界人のことも少しは知っているつもりです。

彼らは、コンマ1という数字の上げ下げに一喜一憂するんです。

馬鹿馬鹿しいまでに。

それこそ毎分、視聴率のグラフが出ます。

この時間帯でどういう素材をぶつければ数字が上がるか?

そういうのをわかってやっています。

彼らにとっては、木村花は素材であり駒だったのでしょう。

すべては彼らが評価される指針である視聴率のために。

そういう感覚なんです。

でないと、あんな煽り方はできない。

これは絶対に否定させない。

世間の耳目を集めることで、彼らにしては「しめしめ」なんですよ。

そんな彼らが、この一年、何を思ってきたのか・・・ということ。

もしかしたら、自責の念で仕事を辞めた人がいるかもしれないし、

それは知る由もない。

知人によると、AD時代から超優秀だったという女性プロデューサーは

「セブンルール」で、いまも普通にお仕事されているみたいだ。

何を思っているのか、聞ける機会があったら聞いてみたいもんだよ。

ああ、、、やっぱり、悔しいな・・・って思うんだよね。

それとフジテレビの「バイキング」で坂上忍が、事件後に

「今後、当事者として詳しくこの問題は取り上げる」と言ったものの、

結局、やることは全くなかった。

これは、坂上忍が悪いんじゃなく上層部・番組スタッフの問題。

・・・ひどいよね。フジテレビ。

ちょっとネガティブな感情も湧きつつ帰ったのも事実なわけで。

でも、本当に「またね」興行はいい空間・時間でした。

追伸。

オークス、8と7(はな)ワイド買っておけば良かった。

1000円買ってたら万馬券で14万円になってたじゃん!

花ちゃんからの自分だけに向けたサイン、受け取れなかった(笑)。

【船橋】かしわ記念・回顧

12.0-12.0-12.3-12.1-12.0-12.2-12.9-13.8

前4F 48.4 後4F 50.9 M~H

1着カジノフォンテン、サルサディオーネ、ワークアンドラブ、

ワイドファラオを行かせて4番手。向正面半ばからスピードが乗り

サルサの外に取り付いていく。34角でサルサを捕えに掛かり、

直線はそのまま押し切りを図る。最後に2着馬にハナ差迫られたが

天晴れのJPNⅠ2勝目。極めてスムーズに競馬できたのも勝因。

2着ソリストサンダー、1角の入り口で口向きの悪さ見せる。

道中は先行集団の少し後ろ。向正面で手綱を引くシーンあり。

これは最後に響いたか。それと34角を4頭分目で回される。

直線は勝ち馬目掛けて猛追もハナ差負け。ロスが無ければ勝ってた。

左右の周り関係なく、小回り平坦は向いているんだろう。

3着インティ、スタートで鼻づらをゲートにひっかけてしまう。

出遅れるかたちになり後方から進める。34角では勝負圏内に。

直線は外から急追。いままでと違った面を見せて好走。

よくわからない馬という印象はまた増した。

武騎手「はじめて抑えて折り合いがついた」。

4着ワイドファラオ、スタート少し躓く。そこからインに。

3番手で進める。終始インコースを。一本調子で周ってきて、

4着になだれ込んだ。上位3頭とは力差がある4着。

5着カフェファラオ、スタートしていい位置が取れなかった。

道中中団で終始他馬に囲まれるような展開。

34角での手応えも悪く直線も伸びがなかった。

ルメール騎手「深い砂でスタートからあまり進まなかった。

きついコーナーはよくないし、コーナーは2つがいい」。

揉まれる競馬もよくないのではないか。

7着サンライズノヴァ、スタートは出た。その勢いで行く。

最初の1角の入りでは先団に取り付く勢い。向正面では

先団の少し後ろ。カジノが動いたときにこの馬も仕掛ける。

34角ではカジノの後ろまできていたが、そこから失速。

直線はまったく見せ場なく失速。

こういう形が合っているタイプとは思えない。

インティの位置辺りから進めるのがこの馬の本来のスタイル。

9着タイムフライヤー、最内枠から終始インコースを周る。

道中は中団追走。向正面半ばからペースアップした際に、

この馬はついて行けなかった。見せ場なく中央馬で最下位。

逃げた8着のサルサディオーネから7馬身差の大敗。負けすぎ。

【園田】兵庫チャンピオンシップ・回顧

上り 3F 39.9

1着リプレーザ、スタートはあまりよくなかった。押して押して最初の3角で

もう先団に。4角では3番手外にいるような感じ。そこから4番手になりつつも

勝負所の向正面半ばで一気に前2頭を捕まえにかかる。が、34角で置かれる。

手応えもよくなくダメかと思いきや、直線で外に出されると、もうひと伸び。

最後は2着馬を半馬身交わした。ラフな競馬でも勝ち切るのは評価できる。

2着ゴッドセレクション、逃げたロードEの外を番手追走。

向正面の勝負所で勝ち馬が仕掛てきたところで、ロードと共に仕掛け始める。

34角でロードを交わしつつ、直線押し切りを図ろうとするが、

外から勝ち馬が迫ってきて、最後は交わされてしまった。

別に下手に乗っているわけではないし、力は出していると見る。

3着ランスオブアース、インコースをぴったり逃げ馬の後ろでレースを進める。

向正面勝負所でこの馬だけ仕掛けが遅れる。3角で勝ち馬が邪魔になり

一瞬手綱を引く場面あり。それほどの不利ではない。

最後は直線外に出されると、そこから追い込んできて、ロードをクビ差交わす。

4着ロードエクレール、チークP着用。逃げた。1周目の直線でゴッドが外後ろに。

そこからピッタリマークされるかたち。34角でゴッドに交わされるも、

直線はそれでも粘っていた。自分の形で競馬をして最後は3着馬にちょい差され。

【名古屋】かきつばた記念・回顧

前3F 35.3 上り 4F 49.9 3F 38.0

1着ラプタス、スタートうまくいき、そのままハナへ。

2着馬に外からプレッシャーをかけられつつも、3角での手応えよく

後ろを離しにかかる。そのままの手応えで直線を迎え逃げ切る。

コース形態も合うのだろう。完勝だった。

2着テイエムサウスダン、内のスマートセラヴィーが先行を主張し、

向正面半ばまで2番手に上がれなかった。3角では少し手応え怪しく

勝ち馬に差を広げられる。3~4角でムチが入り、直線は差が詰らず。

迫ってきた3着馬は凌げたが、勝ち馬のスムーズさが上回った印象。

3着ベルダーイメル、2番枠を活かし最内ぴったり、勝ち馬の後ろで進む。

上2頭のペースでも、最後までへこたれずに走った。2着と1馬身なら上々。

5着ノボバカラ、スタート直後、外のラプタスに被されたか接触かがあった。

JRA勢の中では最後方も差のない5番手で追走。ついていけてはいた。

34角で内からナリタミニスターに交わされる。最終的には2.2秒差。

7着スマートセラヴィー、スタート後出して行ってラプタスの外番手に。

が、向正面途中で失速開始。34角で急失速。4.1秒差の大敗。