悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【大井】東京ダービー・回顧

12.4-12.1-13.0-13.6-12.9-12.1-12.3-12.7-12.1-12.9(2.06.1)

上り3F 37.7 4F 50.0 前半5F 64.0 後半5F 62.1 S

晴れ・稍重 週初降雨あり前日最終レースまで不良。

1着ラムジェットパドックで落ち着きあり。

2着のサトノを前に見て終始外3番手追走。

34角の勝負所でズブさを見せ、少し離されムチが入る。

手応え的に怪しいかと見せかけて直線は大丈夫。

3頭分目、残り100でサトノを交わし最終的に6馬身差の圧勝。

三浦騎手「まだ本気で走っていない」という。

砂を被らず、枠も良く前に目標2頭はやりやすかった。

展開的にスローで前をねじ伏せ、この着差は文句なく強い。

フォーエバーヤングとの対決が秋に大井であるか?

2着サトノエピック、パドックでは落ち着きあり。

アンモシエラを見て番手追走。

スローでいつ動くかと見ていたが、4角でまだ番手。

直線残り100でアンモシエラは交わしたが、

勝ち馬にはあっという間に交わされ差をつけられる。

もっと流れれば早めに抜け出せたとは思うが、

勝ち馬の力量を見るに、それでもダメだっただろう。

この馬は悪癖もなく性格も従順。

よくいえば毎度安定して走りそうだが、

勝ち馬に比べると上積み部分(爆発力)でどうか。

3着アンモシエラ、パドックで少し煩い。

もともと煩いところのある馬、これがどうだったか。

逃げた。絶妙なスローペースで運べた。

上記の通り、残り100で力尽きる。

それでも2着馬から2馬身差。牝馬だし大健闘だろう。

何より、明確に目標にされ続けた。

元々、この2000は少し長いかもと見られていたし。

牝馬戦線に舵を切れば間違いなく主役になる。

5着ハビレ、パドックではかなりデキよさそう。

道中中団。ラチ沿いを走る。

3角で7番手。

直線は2頭分目で追われる。

高知のシンメデージー(4着)に追い負ける。

勝ち馬から2.4秒差。

前走もフロインフォッサルに差されたが、

大前提として距離が長いんだろう。

陣営もこの距離は疑問視していたし。

おそらく1600くらいがベストか。

今回は前2走と違い不利はなかった。

ついてないのはスローだったという点だが、

高知の馬に追い負けてるという時点で…。

「不利が原因で他馬を怖がるようになった」らしいが

4角出口まで終始最内で序盤に揉まれた場面もあった。

それでも大丈夫だったことに関しては評価できる。