悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【雑談】パラリンピックを観て思ったこと②

前回からの続きです。

一番注目してて、観てて声が出たのはこれ。

健常者よりも跳ぶ男。走り幅跳びマルクス・レーム選手。

※「Youtubeで見る」をクリックで飛べます。

跳ぶたびに「おお~~!」って声出た。

金メダル。記録的には惜しい感じだったけど。

この義足ブレード、SF感があってワクワクするんですよ。

子供のころ、アニメ「コブラ」のサイコガンを見た時の感覚に似てる。

鍛え抜かれた肉体とテクノロジーの融合。

マルクス・レームに関しては、あの乙武氏視点も交えたこの記事を参照。

www.tokyo-np.co.jp

同じ義足でいうと、100mのヨハネス・フロアス選手も注目していた。

両足が義足だ。フロアスに関しては以下を参照。

www.tokyo-np.co.jp

結果はライバルのジョニー・ピーコック選手とまさかの同着3位。

これも素晴らしい競走だった。

で、上の記事にあるように、義足の選手はオリンピックで健常者の選手と

同じ舞台で戦うべきか?という議題。

わたしは、これに関しては義足ブレードがテクノロジーの恩恵を大きく

受ける分、フェアではないと思っている。

幅跳びでいうと踏み込む脚が義足のあるほうだし。

野球でいえば金属バットで打つのと木製バットで打つのでは

結果が変わってくる。それと似たような感じではないか、と。

ただ、義足ブレードだから・・・と記録を低く見積もるつもりもないし

凄いことにはなんら変わりはない。

障碍者の彼らが、同じ舞台で戦いたいという気持ちになるのはわかる。

それがアスリートの本懐というものだろう。

見る側としては、健常者と同じ舞台での闘いは見てみたい。

ただ、その舞台はオリンピックが相応しいのかは議論の余地があろう。

ほかにも様々な競技がエキサイティングだった。

視覚障碍者によるブラインドサッカーゴールボールは、

見えないなかでのプレーも当然驚愕ものなんだけど、前もってVTRで

相手の対策をできない、あと試合後もVTRで振り返りができない分の

難しさ苦労もあるのは想像に難くない。

ボッチャ、車椅子ラグビー車椅子バスケなど・・競技としても面白かった。

しかし、わたしが一番感動した場面はこれ。

視覚障害の女子ランナーに男性伴走者がレース直後にプロポーズ。

他の選手たちも祝福。。。本当に涙が止まらなかったよ。。。

コロナが収まったら、東京にハネムーンに来て欲しいもんだ。

もうひと記事続きます。