悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【雑談】noteで情報を売って感じたこと

昨日の東海S、「note」で販売した「悪癖情報一覧」に、こう書いたんです。

【危ない馬】
⑥インティ、これは「買えない」ということではありません。いつの間にかよくわからない馬になったな、と。脚質もそうだし気性的にも。当然実績はここなら抜けているし、今回のメンバーはここ最近で一番弱い。本当は負けてはいけないんだけど、負けても不思議じゃないという・・・矛盾した印象。

結果は惨敗。

わたしが言いたいのは、こうして、有益な情報を載せているのだから

わたしの「note」を買ってください! ということではなくて・・・

実は、東海Sの情報購入者はゼロでした。

つまり、この文章を読んだ人は、レース前にこの宇宙に一人もいなかった。

AJCCに関しては、有難いことに初の購入者がいらっしゃいました。

昨日、初めて「悪癖情報一覧」が売れたことになります。

先日の地方重賞予想でも購入者がいて、現在全部で300円の売り上げ。

非常に有難い。買ってくれた3名に感謝。

で、思うことが色々あるわけです。

わたしは以前、文章を書いてお金を貰う仕事をしていました。

いわゆるライターの仕事です。

書いた文章に対して対価として、出版社なり発注元からお金を貰う。

お金=評価ですね。

かつてのわたしにとって、文章を書くという行為は「お金を稼ぐ手段」で

あったわけです。

お金を貰えるから文章を書く。頼まれたから文章を書く。

元々、文章を書くことは嫌いじゃなかったんだと思うんです。

子供の頃なら作文を先生に褒められたとか、女の子にラブレターを書いて

両想いになれたとか、そういう成功体験もあったりして。

10代で雑誌やラジオへの投稿をするようになり、ツテができて・・・

書くことが仕事になり、それが次第に、仕事ゆえに別に好きではなくなり

(この過程はバッサリ端折りますが)、断筆したという。

このブログは、自分がボケないための脳と指のトレーニングというか、

趣味で始めたもんなので、当然、営利目的で始めたんじゃないんです。

もう開始から結構書いてきましたが、有難いことに何十人かの読者さんが

いるみたいで、アクセス数も開始当初から比べれば増えています。

所詮はSNSにせよ、ブログにせよ、己の承認欲求を満たすためのもの

だと思ってるから、素直にアクセス増は嬉しかったりします。

プロ時代は「お金=評価」だったのが、いまは「アクセス数=評価」で。

この「読んで貰えてる感」なんですよ。

が、noteはどうか。

年初から「悪癖情報一覧」の販売を始めましたが、前述の通り売れていない。

要するに、誰にも読んで貰えないという虚しさですね。

書いたものは、ネットの宇宙で誰にも発見されることなく漂っている。

これは、ライター時代もそうだし、ブログを書いててもそうだし、

味わったことのない、虚無感。

お金にもならなければ、誰にも評価されない・・という。

じゃあ、みんなに読まれるように、ブログで無料公開すべきなのか。

その方か充足感があるんじゃないだろうか。

そんなことも、ふと思ったりします。でも、それは違うんだよな。

何の後ろ盾もなく、てめえの力で情報(文章)を売るってのは簡単じゃない

それは重々承知だったんですが、正直こんなに売れないとも思ってなかった。

でもね、たとえ100円でも売れると滅茶苦茶嬉しい。

プロ時代、400字で数千円って貰ってたけど、それ以上書いて100円。

noteの運営に中抜きされるといくら? 知らんけど。

ただ、これが意外と脳汁出る! マジで。

noteからスマホに通知がくるわけ。売れると。絶頂まではいかないけど。

少し冷静に。

だいたい、売れないということは、

100円という価値のあるものを提供していないのか???

いや、他のnote販売者は、当たりもしない適当な能書きを並べた素人予想を

攻めた額で売っていたりするけど、それに比べれば・・・とか。

南関の場立ちの予想屋さんの予想ですら200円でしょ、今。

昔は100円だったけど、あれより高い金を払いたいか・・・

というか、あれより高い金で売れるだけのものを売ってるの?・・・

そんなことを考えたりしました。

そもそもは、非営利目的で始めたこのブログ。その根幹は変わりません。

ただ、今までは自分だけのために存在していた「悪癖データ」。

これを少し商売にできないか?というスケベ心。

この新しい試みにワクワクはしています。

さすがに、YouTubeで喋るという発想はなかったけどね。

書く方が性に合ってる。

まあ、まだ、始めて一か月しか経ってませんから、

もし売れたら売れたで、色々気持ちも変わるのかもしれない。

とにかく、今年は何かやろうって思ってたから、ずっとやってみます。

誰も購入者がいなくても。

だって、キングコング西野の映画「えんとつ町のプペル

あれのコピーに「動き出さなきゃ始まらない」って

そう書いてあったから。ダハハハハハ(爆笑)。

いやいや、そこ、笑うとこ?っていうね。