悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【浦和S2】日曜日の回顧(12月22日)【予想有】

【中山9レース】見。

6着エアジーン、スタートで少しポジションを悪くする。道中10番手。

流れが遅く外々を周った分3~4角で仕掛けるも直線外からまるで届かず。

折り合いは前走から600短縮もあってついていた。

9着シングフォーユー、そのエアジーンの真後ろで運んだ。

3~4角でも、エアジーンの動きに合わせて上がって行ったが

直線ではエアジーンとほぼほぼ同じ脚色。

流れと言えば流れだけど、この2頭は評価できないレース。

【中山10レース】見。

2着ジャスティン、前半3F33・0、勝ち時計1:09.8。

100メートルはスピードに乗れないけど、ハナに立つ。

そこまで競られることもなく最後まで粘った。

パドックを見逃したからなんとも言えないが、前走同様精神的に

ギリギリ保てていればゲートも出るし、これくらい走るんだろう。

勝ち時計は土日とも速いほう。良馬場だけど。

3着メイショウミライ、道中中団最内。4角で前方スペース空く。

4角で5番手から外に出して前を行く上位馬に迫る。

届かなかったが、ジリジリ伸びた。

16着スズカグラーテ、スタートしてスンナリ先団で運ぶが

内に先行馬が4頭いたので楽に行けた感じではなかった。

3角で手応え怪しくなり後退。休み明けと昇級の分だと思う。

【中山11レース】馬券はずれ。

1着リスグラシュー、終始イン、直線でいつのまにか外に出して凄い伸び。

レーン騎手の乗り方とルメール騎手の乗り方があまりにも対照的だった。

2着サートゥルナーリア、ゲートまで落ち着いていた。

やっぱり落ち着いていれば走る。後方から進めて4角で外に。

直線で一瞬先頭に立つ場面もあったが、外から勝ち馬に一瞬で交わされた。

3着ワールドプレミア、道中最後方直線で追い込む。

武騎手「決め打ちしかチャンスはないだろうと思っていた」と。

要するに「レースに参加せず」ということ。ハマった。強い3着ではない。

9着アーモンドアイ、1周目の直線でガツンとなり、そのままリズム悪く・・・

ということ。まあ、これを予想するのは難しいし、不安要素として

初中山、特殊な2500、いままでとは違う蹄鉄、生涯で最重の馬体重

この辺を挙げて嫌わないと正解にはありつけなかっただろう。

正直、スタートして最初の4角周るまでにインに入れられるチャンスは

ありましたよ。パトロールVTRを見ればわかります。

ルメール騎手がそれをしなかったというのは、ルメール騎手に油断とか

奢りがあったんだと思います。中間の熱発は関係ないでしょう。

4角でフィエールマンに並ばれたときの脚色は「ああ、もうダメだ」と。

【中山12レース】馬券的中。複勝160円。

1着サンノゼテソーロ、前走、「もう1列前で競馬したかった」と

スミヨン騎手。今回は武騎手、出たなりでスッと2番手につける。

そのままスピード感十分で、直線で逃げたアイルチャームを交わし

力強く抜け出した。一頭だけ力が違うレースぶり。

2着ペイシャドリーム、道中勝ち馬を外からマークする3番手。

直線では勝ち馬の脚が目立っていたが、その後ろでなんとか脚を伸ばす。

この距離は堅実に駆けている。

阪神8レース】見。

6着エイシンムジカ、道中最内。3番手で進めるも、向正面で外から行く馬に

抜かされる。そこで5~6番手、7番手と。バテているわけではない。

斎藤騎手「前走同様、勝負どころでズブさを出していた」と。

馬柱の通過順を見ればそれはわかる。

阪神11レース】見。

3着アールスター、道中最内。向正面では2着に粘ったミスディレクション

少し離れて追うかたち。3~4角で外から前に行く馬あり位置を下げる。

ズブさはなく、インでじっくり構えて直線も最内から伸びる。

外のユニコーンライオンが邪魔になり追い出し遅れるシーンもあった。

8着ユニコーンライオン、道中アールスターと併走していたが、

3角でサトノケンシロウが捲ってきたときに動いて行った。

そこでアールスターは動かなったが、ラスト直線で伸びなかったのを見ると、

これが影響した感じ。ペースは遅かったのに、この下がり方はちょっと・・・。

13着サトノケンシロウ、最下位。ちょっと力んでた。

3角で勝ち馬に外から来られ、それを受けて捲る形に。

直線での手応えはなく騎手も追っていなかった。こんなに負けるか・・・。

阪神12レース】馬券的中。複勝230円。

1着スマートダンディー、道中外7番手。周りの流れに合わさずに

自分のリズムでレースをした。内から前に行く馬についていかなかったし。

前を必要以上に追いかけることもなく。一瞬「大丈夫?」と思ったが。

これは秋山騎手の好プレーだろう。あと、馬場が直前で湿ったのも味方した。

直線は前を行く馬たちを外から一気に抜き去る。強い勝ち方。

スムーズに走ればこれくらいはやれる馬。

【おまけ 佐賀記念】馬券はずれ。

1着ウノピアットブリオ、山口勲騎手、道中インコースで我慢。

これは騎手の腕だろう。有馬記念とイメージが被るような。

2着グレイトパール、プラス38キロ。前走がマイナス32キロ。

デビューしてからこれだけ体重が乱高下したことはないから

その影響もおそらくあったか。というか、どういう代謝機能なのか。

先週川崎でプラス40キロで出てきた馬が勝ってたけど、

1年半ぶりだったからなあ。それとは話が全然違うわけで。

道中は行きっぷりがイマイチだったし、それに加えて倉富騎手、

スタートしてからコーナーでも外々を周り、1周目の直線で勝ち馬を

交わしたかと思いきや、1~2角でコーナリングを活かされ

その勝ち馬に再度抜かれるという、とにかくロスが多い競馬。

何故、前走から鮫島騎手から乗り替わったのか。理由が知りたい。

とにかく、負けていいレベルの面子じゃなかったけど、これも競馬。

アーモンドアイもグレイトパールも負ける、、、これが競馬。

ただ、これで次走人気落ちればいい。まだ見限れない。

【おまけ 浦和S2 ゴールドカップ予想】

◎ノブワイルド、タイセイラナキラとツーエムマイスターがついてくる。

タイセイは番手でも競馬できる馬。

ツーエムは馬場が湿っているから、まだ走りやすいけど、

いきなり浦和の小回り、砂、対応できるだろうか。吉原騎手だけど。

単純に内にノブワイルドだから、ハナを奪うのは難しい。

ノブはファンタジスト、コパノに絡まれた前走よりは楽だろうし

この舞台なら自分のペースで逃げるだけ。大丈夫だろう。

相手は当然ブルドッグボス、①⑪も抑えに。

タイセイも流れ込む可能性あり。馬単で4点。