悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

【マイルGP】土曜&日曜日の回顧(10月12&13日)【大井予想有】

まずは、明日の大井S2「マイルグランプリ」の予想。

ノンコノユメが出るんで注目です。荒山厩舎がノンコ含め4頭出し。

トロヴァオ、ワークアンドラブ、ロイヤルパンプ。

荒山厩舎は数字上は大井ナンバーワン厩舎。荒山調教師は「泣きの荒山」で有名。

強気コメントは珍しく、馬の弱点を素直に言うのでありがたい。

しっかり結果は出すけど性格が慎重なんでしょう。

今回、ノンコに関しては「大井のマイル(内回り)は向いているとは言えない」と。

それはわかります。状態面は「上向いている」とのこと。これはポジ発言。

さっきもメインのミューチャリーで計ったように勝ち切った御神本騎手で

同じ内回りマイルのサンタアニタTを勝った時より斤量減。

課題のゲートも「地方ルールの尾っぽ掴み」の効果で出るようになり

ここは軸にします。相手はグレンツェント。藤田厩舎に中央実力馬転厩。

あとは荒山勢。そして、サブノジュニア、吉原騎手のダノングッド。

⑤から①④⑦⑧⑫⑬。リッカルドは前走レベルが低いので切ります。


以下レース回顧です。

【土曜・京都10レース】見。

まさかのメイショウハニー。

芝重で2着はデビュー2戦目のことで、だからと言ってそれをここで持ち出せなかった。

不良馬場だったのが勝因だろうが、ダートを走っていた馬だから力を要する馬場が

ハマったということだろう。最低人気。でも、考えようによっては抑えは必要だった。

【土曜・京都11レース】見。

川田騎手の競馬脳に感服。悪癖があるなら「じゃあどうするか?」で解決策を見い出し

そして結果も出す。エアアルマス、誰が前目につけることを予測できただろうか。

前に行けば砂を被らずに済む。前に行ける? 短いところで走ってきたから1800なら

ポジションを取りに行ける。川田騎手は「距離も持つ」と思っての乗り方だったのだろう。

この競馬ができれば中距離重賞でも相当やれる。クリソベリルとかもお手馬だしどうするのか?

クルークハイトは直線で失速。

レピアーウィットは4角から失速し大差シンガリ負け。何かあったのだろうか。

【土曜・京都12レース】見。

デターミネーション、1着。メインに続いて川田騎手。泥も被らず。ハナに立ち楽勝。

ゴール前は抑え気味。これも上でやれる馬。水が浮くダートも前走中京で経験済み。

ハナは絶対条件ではないし昇級しても人気になるだろう。

【日曜・京都10レース】見。

馬場状態はやや重まで回復していた。だからと言って、ヴァンドギャルド、強い。

気性面は相変わらず悪いところあるみたいだけど、それでいてなおかつこの馬場で。

舐めてました。2勝クラスくらい、不安要素はハンデに過ぎなかった。

【日曜・京都11レース】見。

ダノンファンタジー、8着。「2角から進みが悪かった」。敗因は馬場と。

流れていたことで折り合いはついていたけど距離もあるだろうし、人気し過ぎ。

本番で勝てない「ダノン」はいつまで続くのか。

シャドウディーヴァ、13番人気で4着。直線で前をカットされ進路に窮す場面有り。

もしスムーズなら3着はおそらくこの馬だった。惜しい。

栗東留学で体調万全。調教も超抜。これがMAXだろうから今後どこまでか。見もの。

サトノダムゼル、13着。いいところなし。デムーロ騎手のあのニヤニヤはなんだったのか。

どぶろっくのネタでも思い出してたんだろうか。

【日曜・京都12レース】見。

コマビショウ、1着。出遅れたときは終わったと思ったが、流れも速くならず助かった。

慌てずに徐々に上げていき、苦手な砂も被るのに大外には持っていかず

出遅れ分をカバーするような進路どり。こういうところも川田騎手の腕。直線で抜け出す。

前走がかなり強い勝ちっぷりだったが、このレースでは本格化を感じる走り。

グレートタイム、2着。力のあるところは見せた。いつの間にか4角で最後方に。

大外を周った分もあるし、直線で内に刺さるような感じも。

コマビショウは出遅れたがコース取りが上手く行った。この馬はその逆。位置取りの差。

今後も順調に使われることができれば楽しみな存在。

レッドフレイ、3着。上位2頭は強かった。この馬も走っている。

ゲートは良くなかったが逃げのペースが絶妙だった。クラス通用のメドは立った。

怖がりだとか気性的な脆さを抱えているだけに、毎度好走できるかといえば疑問。

カレンカカ、7着。1番枠から終始インで周り直線の瞬発力勝負で劣る。

大きく負けているわけではないし、休み明け2度叩かれて上向いてくるのでは?