クリソベリル、単勝110円か120円でしょうか。
ちょっと馬券的にはしんどい。
ヒラボクラターシュ以外は旬は越えたメンバーですから。
では、中央馬の悪癖データを。
ヒラボクラターシュ、他馬、周囲を気にする、揉まれ弱い、ソラを使う。
アポロケンタッキー、砂被りダメ。
ロンドンタウン、ズブい。
クリソベリル、悪癖データなし。
あと、元中央馬・ノンコノユメ、ゲート悪い。
ノンコノユメはゲート悪いけど、地方は発走の瞬間まで係の人が尾っぽを掴むのを
許されていて、それで前走はゲートを普通に出ている。
交流重賞だとその辺のルールはどうなのか? すみませんが、わかりません。
荒山調教師が「思うような調整ができなかった」と泣きのコメント。
ただ、この人はいつもそう。「泣きの荒山」と言われている。
本来なら、ヒラボクが相手筆頭で一点でいいかと思っていたが、
どうもこちらは本調子にないらしい。調教でも2歳馬に遅れをとり続けていたという。
道中の隊列が大きく勝負の行方を左右しそう。
逃げ馬も不在。仮に地方馬が行ったとしても途中から中央馬のプレッシャーで垂れる。
クリソベリルは4角先頭で押し切るつもりだろう。
その外からヒラボクが行けるのか。内で被されるような展開は悪癖からきつい。
この馬をよくわかっている福永騎手なら、どこかで外に出したいはず。
で、できればクリソより後ろで構えたい。理想はクリソに外からついて行くイメージ。
スローの団子状態になった際スムーズに捌けるかどうか。
一旦引いて外の進路を求めるのも手だろう。
ただ肝心な状態面・・・。
転じて、視点を川田騎手側にしてみると、一番ライバルとなる可能性のあるヒラボクには
外から蓋をしてストレスを与え続けて回りたい。
枠順から川田騎手ならそうする気がします。その辺彼はぬかりない。
川田騎手はヒラボクの悪癖は知っているし。そう断言できるのは、
佐賀記念で福永騎手が騎乗停止で乗れないときに、福永騎手は
岩手の山本騎手にヒラボクの特徴・乗り方を川田騎手をパイプ役にして伝えたから。
ここの騎手の駆け引きは非常に見もの。
だけど、往年の力は・・・。帝王賞ではノンコからも大差で負けている。
わたしは「アポロは終わった」として馬券で痛い目を見ているが。(←フラグ?)
ロンドンタウン、船橋の砂は合うのかが「?」。
韓国のレースに出る予定だった馬が、日韓関係の悪化でここに目標を変えてきた経緯。
その分乗りこめて状態は大丈夫とのこと。
これくらいの馬が、地方のレースをいままで積極的に使ってこなかったというのは、
地方の砂が向いていないという判断があったと考えられる。
佐賀では勝ったが、不良発表もだいぶ走りやすそうな馬場。雨上がりで晴れてたし。
帝王賞では5着。この時、陣営は敗因を「深いダートは合わない」と言っていた。
ノンコも帝王賞3着なら、ここで2着はあっても驚けない。
クリソ頭でこの上記4頭に流してたら話にならない。
クリソの相手は、状態イマイチでも、福永騎手が考えて乗ってくるヒラボク。
そして言っても「まだ終わっていない」感があるロンドンタウンは砂が湿ればの条件で。
この2頭を相手に馬単。天気は今晩崩れて明日は回復見込み。
馬場次第でロンドンタウンの取捨を考慮。ロンドンを切る場合、ノンコが浮上。
ノンコの一点強調材料は、笹川翼騎手。乗れている。
クリソベリルの唯一の死角を挙げるなら「初の左回り」というところだろう。