競馬において分析は大事というのは言わずもがなですが。
甲子園、履正社高校が優勝しましたね。
わたしの近しい人が言ってましたが、この夏履正社を最も苦しめたのは
大阪予選においての大阪電通大高だったと。スコアは2-1。
正直、無名校。でも、めちゃめちゃ履正社を研究したんだとか。
この前の日曜日、格闘技で番狂わせがありました。RIZINで。
日本のバンタム級でナンバーワン、アメリカのベラトールという団体
朝倉海という、そこまで実績のない選手に1分8秒でKO負けしました。
競馬でいうと、ディープがハーツクライに負けたようなもん。
朝倉海選手には未来という兄貴がいて、その兄貴の分析力がすごいんです。
素人にはまるでわからない細かい分析をする。
で、堀口戦に向けては弟のために研究・分析をし、
「弱点が見えた」「俺の言うことを聞けば(弟は)勝てる」と断言。
結果はその通りに。実践できる弟も超すごいんですけど。
というか、彼は自身が戦う時でも相手を分析して勝ち続けています。
こう書くとクレバーな感じですが、もともと兄貴は糞ヤンキー。
喧嘩ジャンキーで相手を探し夜な夜なバイクで街を徘徊。
クラブに行くのも喧嘩目当てで、とにかくメンチを切りまくり。
地元・愛知じゃ有名なキ〇ガイヤンキーだったみたいです。
本人いわく「極道になろうとしてた」というから、
格闘技の道があってよかった。つまりは、彼らの出発地である
地下格闘技「アウトサイダー」の存在があってよかった。
それに「出れば?」と言った未来の友達、偉い!
間違いなく朝倉未来選手は現役引退後、超優秀なコーチ・トレーナーに
なるでしょう。世界レベルの。その分析力・研究力をもって。
前田日明の功績はこういうところでもでかいと思います。
現代格闘技は完全に競技化しているから
堀口選手も言ってましたが「強いヤツは(相手を)分析している」と。
わたしは格闘技も好きで、もちろん、そういうのもいいんですが、
PRIDEであった「ドンフライ・高山戦」とか「安生洋二が出る」とか
「空手家・佐竹雅昭」とか、そういう感じがなくなったのはちょっと寂しい。
あ、でも、そういや、ギャビVS神取忍がまだ残ってるなあ。。。
長々駄文を書きましたが、競馬の分析・研究、したところで
結果に結びつくかはなんとも言えないんですが、しないよりは当然いいんだから。
しっかりやっていこうと甲子園と格闘技を観て改めて思った次第です。