この日のテーマは「逃げ馬」でした。
【福島10レース】
グレンマクナス、5着。思ったより脆い。
ミラビリアにプレッシャーをかけられる展開。
気性的な脆さも抱えている馬だけに、スンナリが絶対条件なんでしょう。
【函館9レース】
ゲートをちゃんと出た。これでもう勝ったようなもん。
番手から競馬できたのも収穫。
ガウルはいい位置でレースを進めたが、直線伸びず後続に交わされる。
気の問題か、ルメール騎手のコメントからもはっきりわからない。
【函館12レース】
レッドベルローズ、3着。ちょっとリズムが悪い感じがした。
口向きの悪さというのか、ルメール騎手も「少し掛かった」と。
悪癖は多々あるも次走以降だろう。
ノーブルカリナン、6着。道中はいい位置だったが直線でさっぱり。
敗因がわからない。
【中京9レース】
モンペルデュ、レコードで逃げ切り勝ち。
スピードが凄い。同クラス函館芝1200より速い。
おそらく1400だと長くて、1200でこその馬。先々も楽しみ。
2着のデザートストーム、道中最後方で直線だけで2着に。
コース不問だろうし勝ちは近い。悪癖もなく、次走も狙っていける。
【中京11レース】
マテラスカイ、サクセスエナジーに追われて「少し掛かった」と。
ドバイ帰りの休み明けは去年とは違うので、こういうこともあるかと。
ただ、やはり、福島のグレンマクナス同様、プレッシャーをかけられる逃げ馬は
コロっと負けても不思議ではなく、モンペルデュのような他の馬に関係なく
スピードにものをいわせて押し切っての勝ちが逃げ馬の理想。
ペースの匙加減を問われるような逃げ馬は強いとは言い難い。
3着に入ったヴェンジェンスは、このメンバー、このぺースで
前でレースを進めたこと、そして3着に踏ん張ったという点で高評価。
力む面、折り合い不安は解消したとの話で、気性難、揉まれ弱い、集中力欠く、
砂被りダメという悪癖も影を潜めつつある。今後も重賞で戦えるだろう。
4着のサンライズノヴァ、松若騎手は久しぶりの騎乗。
この馬は誰が乗っても結果は変わらないだろう。ゲートは若干の遅れも出た方。
いつも思うが、この馬で直線ごぼう抜きするのは楽しそう。