悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

日曜日の回顧(7月7日)

この日のテーマは「逃げ馬」でした。

【福島10レース】

グレンマクナス、5着。思ったより脆い。

ミラビリアにプレッシャーをかけられる展開。

気性的な脆さも抱えている馬だけに、スンナリが絶対条件なんでしょう。

【函館9レース】

ゲートをちゃんと出た。これでもう勝ったようなもん。

番手から競馬できたのも収穫。

ガウルはいい位置でレースを進めたが、直線伸びず後続に交わされる。

気の問題か、ルメール騎手のコメントからもはっきりわからない。

【函館12レース】

レッドベルローズ、3着。ちょっとリズムが悪い感じがした。

口向きの悪さというのか、ルメール騎手も「少し掛かった」と。

悪癖は多々あるも次走以降だろう。

ノーブルカリナン、6着。道中はいい位置だったが直線でさっぱり。

敗因がわからない。

【中京9レース】

モンペルデュ、レコードで逃げ切り勝ち。

スピードが凄い。同クラス函館芝1200より速い。

おそらく1400だと長くて、1200でこその馬。先々も楽しみ。

2着のデザートストーム、道中最後方で直線だけで2着に。

コース不問だろうし勝ちは近い。悪癖もなく、次走も狙っていける。

【中京11レース】

マテラスカイ、サクセスエナジーに追われて「少し掛かった」と。

ドバイ帰りの休み明けは去年とは違うので、こういうこともあるかと。

ただ、やはり、福島のグレンマクナス同様、プレッシャーをかけられる逃げ馬は

コロっと負けても不思議ではなく、モンペルデュのような他の馬に関係なく

スピードにものをいわせて押し切っての勝ちが逃げ馬の理想。

ペースの匙加減を問われるような逃げ馬は強いとは言い難い。

3着に入ったヴェンジェンスは、このメンバー、このぺースで

前でレースを進めたこと、そして3着に踏ん張ったという点で高評価。

力む面、折り合い不安は解消したとの話で、気性難、揉まれ弱い、集中力欠く、

砂被りダメという悪癖も影を潜めつつある。今後も重賞で戦えるだろう。

4着のサンライズノヴァ、松若騎手は久しぶりの騎乗。

この馬は誰が乗っても結果は変わらないだろう。ゲートは若干の遅れも出た方。

いつも思うが、この馬で直線ごぼう抜きするのは楽しそう。