悪癖競走馬研究所

その馬、本当に買って大丈夫? その馬の悪癖はちゃんと知ってる? 悪癖を持つ競走馬を知れば競馬はもっと楽しくなる。たまに雑談を書いています

日曜日の回顧(9月8日)

阪神9レース】

モリーコロネット、レコード勝ち。まっとうに走った。

レコードが出たのは、ゼセルの逃げで。2F~10秒台のラップを4つ刻む。

それでも4着に粘ったのはなかなか。

2着トオヤリトセイトは勝ち馬との差が詰まらず。次走以降だろう。

3着のプリュスは折り合いに課題のある馬。この流れが向いた。

逆にメリーメーキングは出脚悪く、流れも向かなかった。

阪神11レース】

タワーオブロンドン、強かった。馬優先主義の藤沢調教師が出すっていうんだから

状態は大丈夫だったんだろう。ここに出したのは馬主のゴドルフィンの強権だが。

スプリンターズSどうするんだろう。

前走後も書いたが、やっぱり直で行ってたらいい勝負になってたはず。

ここ挟んだことで微妙な感じになった。夏競馬からのレコード勝ちだし、疲れは?

マテラスカイは武騎手「芝どうこうと言うより、本調子じゃなかった」と。

それはミスターメロディにも言えることだろう。

藤原英厩舎は前哨戦は仕上げない。これは皆さんも是非覚えておいて頂きたい。

アンヴァル。大きく遅れたシンガリ負け。行きっぷりも悪く4角過ぎは追わず。

熱中症を発症したとか。いつ!? じゃあ走らすな!!

馬って28度以上は熱中症のリスクがある寒冷動物だそう。

この日の阪神は35・6度とかあった。予想が外れたのは事故だ・・・溜息。

阪神12レース】

デザートストーム圧勝。とにかく悪癖がないのがいい。武騎手ムチ入れず。

15番で外々を通っての圧勝だから上のクラスでもやれる。

2着のメイショウミズカゼも悪癖がない。

16番枠でもデザートSより前、内目でレースを進め、直線では中から伸びる。

この馬も当クラスVは近いだろう。

6着ヒップホップスワン、斎藤騎手「砂被って嫌がっていた」。

5着カバトット、ずっと中距離路線だったが短距離でやれそうな走り。

去勢後で体もいまいちという状態であわやの。次走以降注目。

【中山9レース】

サトノエルドール、1着。出遅れなかった。

毎度こうだといいけど、今後どうだろうか。

これでデビュー以来10戦連続3着内。本格化したら相当だろう。

【中山10レース】

オルトグラフ、10着。「キックバックに慣れていない分があったかも」

と北村騎手。そもそも、ついて行けてない。3~4角で手応えなし。

前走から2キロ斤量が違う定量戦。

3歳云々はわからないけど、力が足りてないのか、もう少し様子見か。

【中山12レース】

カナシバリ、4着。スタートがいまいちだった。後ろから。

中山でジワジワ伸びてという競馬なら東京のほうがいいか。

3着のドゥラリュール、テンションに課題がある馬が落ち着いていた。

前走でレッドフレイ(なかなかの馬)とコンマ1差で2着。

そこで4着のサクラアリュールが2番人気なら妙味はこの馬だった。

7番人気。左回りのほうがいい馬で、今回も「右に張った」と善臣騎手。

新潟か東京で近いうちに勝負かけてくるんじゃないか。

【盛岡12レース】 これはブログで触れてなかった。

青藍賞。エンパイアペガサス、1着。

前走3着に負けた時、わたしは「もう終わったんじゃ?」と書きました。

申し訳ない気持ちになりましたよ。中間は順調とは言えなかったらしい。

関係者のツイッターにそう書いてあった。

それで勝つんだから。去年も勝ったレース。リピーター勝ち。

ごめんなさい。

土曜日の回顧(9月7日)

阪神8レース】

べらぼうに速いペースで逃げたわけではないが、2着サンバパレードは

残り200で甘くなった。昇級、坂、距離、その辺が影響したんだろう。

勝ったコラードは上でやれるかと言ったら微妙なところ。

このレースはメンバーレベルが低すぎるので。

予想は当たった。選んだ4頭で1~3着。

ただ、直前でオッズがすごく下がった。。。

東スポ調教採点「5=消し」は1勝クラスでも使える。

そして、東スポ調教採点活用法で新発見がありました! それは後日。

阪神9レース】

ゴータイミング、後方からで折り合いがついているのは大きい。

操縦性が格段に上がった。カリボールもそれなりに力を示す走り。

直線でぶつかってたけど、あれは先週同様

武騎手が内から外に進路を求めたから。

そのあおりで併走していたガンサリュートに内から弾かれた。

ただ大きな不利ではない。今回は間が空いていた分もあるだろう。

1点で予想は的中。配当なんかも含め、威張れるもんじゃないが。

阪神11レース】

エアアルマス、ひどかった。砂被りを嫌うのにも程がある。

ここまで露骨に嫌がる様がわかる馬はなかなかいない。

ずるっと下がって行きっぷりも悪く、4コーナーでぶん回し

それでも差し切るんだから能力はかなり高い。

しかし、今後、内枠だったりで揉まれたら完全にアウトだろう。

馬券の買い時もわかりやすそうだし、面白い馬ではある。

2着、ヴァニラアイスは幸騎手によると「直線で2回やめようとした」

とのこと。これが悪癖にならなければいいが。

まだ「やめる」まではいってないし「やめようとする」ですから。

3着のラインシュナイダー、東スポ調教「5」。

馬券になってしまった。最低人気ですからね。驚きました。

日曜日の予想・注目馬(9月8日)

阪神9レース】

◎トオヤリトセイト。アーリントンC3着、NHKマイル4着なら

ここでは力上位。山元TCで調整。休み明けでも大丈夫だろう。

〇メリーメーキング。気性が成長したということで。

対してメモリーコロネットは「テンションに課題」「気性難」

左回りのほうがよく、3走前の阪神で5着、5走前の京都で5着。

メリーのほうがいい。3連複で⑦⑧から相手は①③④⑥⑨。

東スポ調教「5」=②⑤。

阪神11レース】

なぜ、タワーオブロンドンがここに?と。

スプリンターズ直行かと思っていたら、サマースプリントボーナス目当て。

勝てば優勝で別途4000万、当レース勝てば合わせて約1億ですから。

スプリンターズには出る気がないのか、勝つ気がないのか。

このレースに対する勝負気配はかなり高いだろうけど・・・

ん~~でも、中1週で札幌→美浦阪神は楽じゃないだろう。

マテラスカイも「ここ?」という。

日韓関係の悪化で韓国のレースに使えなかったことが要因とか。

武さんがそう言ってました。芝は大丈夫でも体に余裕がある、と。

そりゃそうだ。目標はここじゃないわけだから。

東スポ調教「8」がついてるけど、これをどう捉えるか。

悩んだ結果、アンヴァルの複。気性が成長したとのことで。

オッズ次第ではマテラスカイの複でもいい。より高めの方で。

阪神12レース】

悪癖がないという理由でデザートストーム◎。

前走芝を使って馬柱が汚れたヒップホップスワンに妙味。

減量の斎藤騎手を起用していかにも勝負がかり。

砂被るのが良くないのと、ほかの馬を気にする点がネック。

【中山9レース】

サトノエルドール、出遅れるだろうけど注目。

【中山10レース】

オルトグラフ、唯一の3歳馬。3勝クラスだと3歳馬どうなのか。

まだ数出てないからなんとも言えないよなあ。

1勝クラス、2勝クラスは断然3歳馬有利だけど、同じくなのか。

前走はハンデ戦なので、今回こそ注目。

【中山12レース】

カナシバリ。唯一の3歳馬。注目。

中山の3レースは馬券を買いたいとは思わない。

土曜日の予想・注目馬(9月7日)

この時期になっていつも思うんですけど、2場競馬。

北海道もう1開催あってもよくない? 持て余すの勿体ない。

阪神8レース】1勝クラス

来ました!! 東スポ調教「5」馬多数レース!!

とはいえ、私は2勝クラス以上(&2・3歳オープン)を対象に

データをとっているので1勝クラスは厳密に言うと対象外。

このクラスだと「5」が来る確率はそこそこあるかもしれない。

だけど、そこは目を瞑っていつものデータを採用する。

このレース、①②④⑤⑩が「5」。残る6頭で組み立てる。

⑥は未勝利馬。⑦は名古屋で走ってたマル地馬の休み明け。

この2頭は明確な格下。切っていい。

サンバパレード。前走の勝ちっぷりから1番人気だろう。

ただ、隣の②とテンのスピードはほぼ互角。

行けないとダメという可能性も?

それと、200延びてパッタリの可能性もある。

③⑧⑨⑪の3連複ボックスで。⑧⑨⑪もレベル低いんだわ…。

阪神9レース】

◎カリボール。前走スローで最後方からごぼう抜き。

スケール感大きく、中間はしがらき調整。

〇ゴータイミング。折り合いがつくようになったということで。

馬連一点でいいかも。▲アグネスリバティはオッズ次第。

タイミングナウとゴータイミングは木梨のノリさんが名付け親。

馬主さんと仲良しらしいです。ラジオで言ってました。

ノリさんはゴータイミングから買うんでしょうね。

阪神11レース】

◎エアアルマス。前走が初ダートで強烈Ⅴ。大物の予感。

向こう正面でズルっと下がるシーンがあったが、あれは

調教師いわく「砂を被って気にした」とのこと。

枠順・頭数的にスムーズに回れて来れそうなので、大丈夫だろう。

この馬もしがらき調整馬。

馬単で相手は①②③④⑪。

ドンフォルティスは集中力にずっと課題があった馬。

今回初ブリンカー。一変があってもおかしくない。力は秘めている馬。

ちなみにヴァニラアイスが東スポ調教「8」。

【青汁王子】と会った人と会った【執行猶予】

www.sankei.com

執行猶予つき。まあ、そうでしょうね。

実は先日、彼と会ってきたという方と話す機会がありました。

以下、その方の証言によると。。。

ホストをやるキャラとは思えない。どちらかといえば「陰キャ」。

トークも下手。客からも接客は不評。

ではなぜ、すごい売り上げを出せたのか?(←これが話題に)

それは彼の知り合いの金持ちがご祝儀(?)で大挙押し寄せたから。

純粋な客であるお姉さん達によるお布施じゃなかったんだとか。

顔は間違いなくイケメン。。。。とのこと。

まあ、一連のホストの件に関しては、彼と使う側による演出というか

ある種「ヤラセ」ですね。

なぜ、そこまでしたのか。それは彼が別の記事で言ってましたが

「5日の判決に注目が集まるようにしたかったから」と。

それにしても、焼き鳥屋騒動~彼女騒動~ホストと迷走ぶりも変だし、

下品だったなあ。

競馬者としては、やはり彼が手放した馬たちの今後が気になるわけです。

以下の記事に載ってる馬は覚えておきましょう。

keiba-news.tv

この馬たちが走って、彼が地団駄踏む画が浮かんできそうな。

冗談抜きで、一頭くらい重賞取れそうだし。

彼は、与沢翼みたいな「自己顕示欲」系の人だろうから、

また世に出てくるでしょう。

N国党が……って話もあるし(アホかよ)。

土曜日の予想は夜中にアップします。土曜の朝には見られます。

日曜日の回顧(9月1日)

【新潟9レース】

マラードザレコード、2着。

揉まれ弱く砂も被りたくないゆえに前の競馬が理想なんだけど、

ハナに行ってしまうと外から被される可能性が高くなる。

スタートが良く行ってしまったので、案の定、直線で

外から同馬をマークしていたスズカグラーテが来たけど

怯まず下がらず最後まで崩れず走りぬいたのは収穫。

ペースも前3Fを33・6なのだからクラス通用の力を示した。

スズカグラーテは元々1600万で好走歴もある馬。

ハナに立つと集中力を欠く悪癖をもつ。

レース後に戸崎騎手が「前に出たらフワっとした」と言うから

ゴール寸前で僅かに抜け出す競馬が正解。フワっとするのは

見た目でわからないものかとVTRを何度も見返したが、難しい。

素人にはなかなか判らん。どこを見ればいいのか???

【新潟10レース】

アルミレーナ、3着。もっと切れるかと思ったら・・・。

ルメール騎手が余裕こいていたのが悪いのか。馬にも若干の力み。

競馬ブックによると「下見所でチャカついていた」と。

ゲートは出たけど、折り合いとテンションには依然課題がある。

断然人気だったが、危うさも内包した馬というのを軽視されていた。

コーカスは気性も難しく凡走は納得できる。

勝ったウインガナドルはハナ行けば走る馬。今回は同型不在が勝因。

【札幌12レース】

ベイコート、11着。最終的に1番人気。え?そこまでじゃないだろう。

道中ついて行けなくなっていた。明らかに昇級の壁。

1勝クラスとは違った流れ。先行した馬は総崩れだとしても負けすぎ。

東スポ調教「5」のレコンキスタが3着。

8月は「5」が少々来た印象。酷暑時ゆえの「何か」があるのか。

【小倉10レース】

ゴールドラグーン、完勝。武騎手の逃げはやはり上手い。

馬場ももっと田んぼみたいになると思ってたら、そこまででもなく。

2着のサンキューは折り合いに課題がある馬で、力んで走るしカッとなる。

その辺の我慢ができていた。1番枠からそのまま最内を鋭く伸びてきた。

コマビショウはスピードを求められるダートはあまり向いていないか。

外々を周る競馬でその分もあったとは思うが、叩いて次走以降に期待を。

強力な同型馬がいない場合、やはり「武の逃げ」は大幅なプラス材料。

目標になるというデメリットを差し引いても余りある。改めて教訓。

土曜日の回顧(8月31日)

【札幌10レース】

ショウナンアリアナ、3着。というか最終的に6番人気。不思議。

先週WASJで2着したのに、そんなに嫌う要素なんかある?と。

行った行ったの展開をそのまま追いかけて3着を死守。

もっと前に出して行けば良かったという感じだろう。

道中掛かりそうになってた点は心配したが。というかペースが遅かった。

前半35・7-後半34・7ですから。やや重とはいえ、明らかに遅い。

2着のフォレブルートも、池添騎手いわく「控えるんじゃなかった」と。

前2走の方が厳しい競馬だった。当然、このクラス即勝てる力はある。

【札幌11レース】

ゴルコンダ、6着。スタートで躓いて行けなかった時点で「あ~あ」と。

こういう形になっても勝つようだと「強い」ってなるけど、この馬はどうか。

道悪もあまり良くなかったらしいし、蹄鉄もズレていたとか。

評価は持ち越し。

ダーリントンホール、1~2角で行きたがっていた。あと4角で位置悪く。

これも池添騎手の騎乗。まあ若いなっていう。力があることは示した3着。

【札幌8レース】

ブラヴァス、1着。1角で掛かり気味に。4角で他馬に迷惑をかけつつも

抜け出してきた。2勝クラスでは通用するし奥がありそう。

見事東スポ調教「6」が1~5着に。「5」は一切絡まず。

10頭も「5」がいるレースなんて滅多にない。一応予想は的中。

【新潟12レース】

こちらも「6」が1~4着。5着に「5」。

とはいえ、予想は外れた。菜七子ちゃん、1番人気だったが。

今年好調と言われる菜七子騎手ですが、自厩舎の馬では未だ勝ちなし。

41戦して①0・②2・③0・④3・⑤2・⑥以下・34。

根本先生、これは酷いですね。。。この成績は見逃していた。

実際、ホーカスポーカスは過大評価だった。特に見せ場もなく7着。

でも、「菜七子騎手だから割り引く」という考えがなくなったのは

彼女がそれだけ乗れるようになったから。そこは彼女を褒めたい。